氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

山口百恵不在の赤いシリーズ

「ちっ、入場料を取るのかよ」


せっかく敦賀にまで行ったんだもん。これまた一度は目にしておきたいと思っていた「敦賀赤レンガ倉庫」にも行ってみた。

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駐車場こそは無料だったが、赤レンガ倉庫に入場するのには400円が必要となるらしい。


「まぁ、いいや」

入ったところで鉄道のジオラマがあるだけだ。喜ぶのは鉄ちゃんくらいなものだろう。ただだったら見てやってもいい、とその程度の思いだ。それに正直なところそろそろ運転の疲れが見えだした。私は自分自身を客観的に見ることが出来るんです。あなたとは違うんです。さて、帰ろう。


おっと、その前に福井に来たという何かしらの証拠を持って帰らねばならない。となればあそこだ。「日本海さかな街」だろうと途中、寄ってみた。なんでも日本海側最大の海鮮市場と聞く。ただ、期待にドキをムネムネさせながら入場してみたものの、平日とあってかお客が極端に少ない。従業員も手をこまねいていたが、こちらの顔を見るなりほら鴨が来たとばかりにあちらこちらから声がかかる。


「お兄さん、お兄さん、これ試食してって」

「お兄さん、サバ寿司どう?」

「お兄さん、ほっけの干物、安くしてくよ」

おのれら!お兄さん、お兄さんと気安く呼ぶんじゃねぇよ。おら、あんたらみたいな妹をもった覚えなどねぇ。もっとジジイを捕まえてお兄さんと呼べ。どう見てもおらの方が年下だんべ。


それに客足に比例してか陳列された商品があまりにも少なく、薦められるのは干物か加工品ばかりだ。おまけに観光地価格となっている。つまり、やたらと高い。正直、期待度が高かっただけにがっかりだ。呼び込みの声を全て無視して足早にその場を通り抜けると、魚とは縁のなさそうな土産物売り場があった。


「あ、ゆきおがいる!」

もう、これでいいやと娘たちだけに土産を購入すると「さかな街」からマッハで出立した。

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県境を越え「岐阜」の文字を見かけるとわずかばかりだが安心するねぇ。安心すると血糖値が下がりませんか?僕は下がります。ということで、今年に入りリニューアルした道の駅「池田温泉」に寄ってみた。甘味処やスイーツ専門店がいくつかオープンしたと耳にしたからだ。


イチゴもそろそろシーズン終了ですね。ということで、名残のイチゴを頂戴いたしましょう。「1010マルシェ(トトマルシェ)」に於いて「Strawberry Summer Drink」と称した3種類のStrawberryスイーツがオンメニューされていた。

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自分が選んだのは「03苺そのまま削りました。」だ。

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足りなかった糖分が全身にスーッと音を立てて吸い込まれていくのが毛穴から感じられる。おまけに冷たくて最高に美味しいよ。


これで税込み500円ってお値打ちじゃない?季節が変わったらまた伺ってみよう。

 

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