氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

考えたくないが葦にもなりたくない

「人間は考える葦である」は哲学者パスカルの言葉だが、意味は「人間は葦の様に弱いものだけど考えることが出来る」という意味だ。ところが現代社会には考えもなくただ頑丈なだけの人間だって腐るほど存在する。それに考えることが出来るということがさも凄いことの様に言われても、世の中には考えたくないことだって多々あるじゃ内科小児科泌尿器科

 

そう、例えば「今日はどこで昼飯を食べよう」といった時だ。午前中、山歩きで疲れて返ってきた我が身にとって正直、家飯でいいんじゃね?といった思いが脳裏に浮かんだが、娘たちは何処かに連れて行ってもらいたい、娘たちの母親は何処かに行って欲しいと三者二様の欲求があるわけだ。仕方がない。考えたくもないので、

「何処へ生きたい?」

と聞けば、答えは最初からわかってはいたが、やはり「お寿司」だった。

 

我が家の最寄りはといえば「回らない回転寿司」だ。

f:id:Croquis009:20211004194812j:plain


度々のことで飽きが来る内容だが自分は先ずラーメンから注文をする。もう、お馴染みだよね。毎回、待たされるであろうことがわかっていながらだ。そして案の定、娘たちの皿が目の前に山積みされようともオーダーしたラーメンは届かない。

f:id:Croquis009:20211004194709j:plain

 

きっと厨房では

「ちっ、ラーメンかよ。寿司屋に来てラーメンなんか注文するんじゃねぇよ」

「後回しでいいんじゃね?」

「そうしよ、そうしよ」

といった会話が為されているに違いない。と思い込みたくもなる。文句があるならば客にではなく、それをオンメニューした本部に物言えよ。思い起こせばここ1年もの間、いやそれ以上にもなるか。ラーメンを食べたのは寿司屋でのみだ。寿司屋限定のラーメン評論家にでもなったろかしゃん。

 

やっと来た私の「コク旨味噌ラーメン」。

f:id:Croquis009:20211004194736j:plain


目的が腹を膨らませることならば文句のつけようがない。同じく新メニューに「鴨そば」があったが、そちらにしておけば良かった。で、「鴨そば」を食べたら「コク旨味噌ラーメン」にしておけば良かったと思ったりして。4大回転寿司チェーンのラーメンを網羅した私の味覚が確かならば、今のところ「はま寿司」のラーメンが一歩抜きん出ているかと思う。

 

インスタやってないけどインスタ映えしそうだったので頭から尻尾まで丸ごと食べられるという「一本焼きさんま」を注文してみた。確かに見た目のインパクトは抜群だった。

f:id:Croquis009:20211004194840j:plain


骨も外してあり、頭も柔らかく本当に丸ごと食べることが出来た。ただしシャリと一緒にひとくちというわけにはいかんだろ。口裂け女じゃねぇんだから入るわけないじゃん。肝心の味の方は、期待していなかったがその期待通りの味わいだったが努力は認めよう。

 

どれだけ上から目線で発信しようが絶対に伝わることはなかろうが。

 

最後にこの店の名誉の為に言っておくが、けして悪い店ではない。自分の欲求とオーダーの偏り過ぎがおかしいのであってそれは全て自分の行いの所為だ。疲れすぎはろくな考えに至らない。

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ いきいきオヤジへ
にほんブログ村