紫色に咲くのは藤の花~♫@愛知県津島市「天王川公園」の藤
赤く咲くのはケシの花 白く咲くのはユリの花 どう咲きゃいいのさ この私 夢は夜開く
ま、藤圭子なんだから紫色の藤の花でええんちゃう?とツッコミを入れていたおませな小学生はこの私です。
藤の花を鑑賞するにはよい頃合いとなって来ましたね。今年は例年よりも若干、花開くのが早かった気がするのだが、この機会を逃してはならぬと行ってまいりました。藤の花の名所、愛知県は津島市にある「天王川公園」だ。
実は昨年も行ったんだよね。なぜ行こうという気になったのか全く覚えがないのだが、取り敢えず行ってみたんだよ。そうしたらどうだい。もう、殆ど散ってしまった後だった。仕方がないから藤の花の鑑賞もそこそこに津島神社で時間つぶしをしたんだったよね?ね?なんだよ。そこは大事なところなんだからちゃんと覚えてろよ。
今年は絶妙なタイミングで満開の藤の花を拝むことが出来た。ただ、昨年は無料で利用出来た駐車場だったが、今年はとって付けたような理由で1,000円もぼったくりやがった。
駐車場代とコロナの相関関係を事細かに説明出来るものならしてみやがれってぇの。
ただ、藤の花は綺麗だった。
知ってる?藤ってマメ科の植物なんだよ。おまけに藤の花って一種類しか無いと思っていたんだけど実は何種類もあるんだってね。でもって、日本の固有種かと思ってたらアメリカでも栽培されているんだって。なんだかどんどん有り難みが薄れるよね。
しかし、平日の午前中ということもあってか周りを見回しても年寄りしかいらっしゃらない。なにも出会いを求めて足を運んだわけでは無いにしろ、藤娘のような艶やかな女性の一人や二人くらいはいてもええんちゃう?とツッコミを入れる私は立派なアラカン。
午後から雨との予報が出ていたが、まだ何とかもちそうだ。せっかくなので津島神社にまで足を運んでみよう。車は公園の駐車場に置きっぱなしだ。だって、1,000円も払ったんだもん。少しでも元を取らないと。
昨年はほぼ貸し切りだった津島神社だったが、今年は溢れるほどではないものの、そこそこに人出で賑わっていた。これが本来の姿なのだろう。自動車交通祈願の祝詞が流れるなか、国の重文である楼門や本殿を舐めるように眺めひとり悦に浸っていた。
しかし、いくらそんな物を眺めていようが腹の足しにはまるでならない。そろそろお昼にしましょう、そうしましょう。当然、車は駐車場に置きっぱなしのまま街の散策へと向かった。徹底して元をとってやるつもりだ。