氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

長女とうなぎデート@「川勢(かわせい)」

「あのさ、日曜日にモレラまで送っていってくれない?」

と次女が言う。なんでも、近くに住む友人と買い物を楽しみたいのだそうだ。その友人もろとも送っていけという。


「いいよ」

「ありがとう」

「ということは、昼はあん子と二人っきりか。じゃ、ウナギでも食べに行こう」

「なに?それは絶対にダメ。許さん!」

と、こんな約束をしたにも関わらずすっかり忘れてしまった。朝からトレジムでバーベルと格闘していると、次女から確認のラインが入る。

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慌てて帰宅し身支度を整えているとちょうど次女の友人が来宅した。間に合ってよかった。ついでに食事に行こうと長女も含め4人で向かう。

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到着しお見送りを済ませたところで財布を忘れたさざえさんということに気がついた。こりゃ、いかん。財布の中には免許証も入っている。どこかでまだ気の焦りがあったのだろう。面倒だが一旦帰宅する。


さて、ランチに向かった先は公約通り鰻屋だ。ここにも何度か登場させているが、長女と二人きりというのは初めての「川勢(かわせい)」だ。

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お値打ちにランチ価格でウナギを提供している。初めて利用した時は1,700円だったかと記憶しているが、ジリジリと値上がりし1,900円となっていた。

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今の相場を考えるとそれでもお値打ち価格と言えるだろう。


12時前に到着したが、それでも既に30分の待ち時間を余儀なくされた。車で待機する。きっかり30分後に確かめに行くときっちり席が用意されていた。アナログなのにコンピューター並みの管理だね。そして既に12時15分には売り切れの札が出されていた。

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大した繁盛ぶりだ。


大袈裟に器からはみ出したウナギも相変わらずだ。このビジュアルも人気の理由だろう。

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隣に座るカップルが「美味しい、美味しい」を連発していた。余程、美味いものを食べたことがないのだろうか?ウナギを食べながら「不味い、不味い」を連発する激レアにはお目にかかったことがないが、好みの差こそあれ自分はどこで食べようがウナギは「美味い」の一択だ。


お茶漬けでの楽しみ方を長女に教えてあげると、よほど気に入ったのかほぼ全てをお茶漬けで完食。

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満足気な表情だった。帰り間際に「お嬢ちゃんにどうぞ」とうまい棒をくれた。この春

から高校二年生だが、身体が小さいのでよく小学生にも間違えられる。ただ、この小ささがまた可愛いのだよ。


「これ、あづ紀にあげる」

と気遣いを見せるが、ウナギを食べに行って貰ったものだと知れば奴のこと、発狂したかと思わんばかりに荒れ狂うことだろう。笑いの準備は整った。

 

※「こっちはスガキヤの330円のラーメンで我慢しとるのにふざけんな!謝れ!謝れ!何がおかしいんじゃ!笑うな!」と案の定、激おこぷんぷん丸だった(爆)

 

 

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