氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

推し麺は「カレーうどん」@木曽川町「盛喜(もりき)」

白状します。県またぎがとやかく言われる昨今、木曽川を越え愛知県に侵入したのみならず、イオンモール木曽川で映画鑑賞をし、その後はスイーツで一服した話は先日のネタでお披露目したところだが、実は、実は映画を観る前に昼食をも取ってしまいました。お許し下せぇ代官さまぁ~。オロロンオロロン。

 

ま、県またぎっちゅーても木曽川を渡っただけなんだけどね。しかし、木曽川流域にあるから木曽川町ってのはわかるけど、天下の木曽川を町名にしてしまうことに他地域の流域住民から反対は無かったのだろうか?今まで考えたことも無かったが無理やり考えてみた。

 

で、ランチだ。昼食だ。お昼ごはんに昼飯だ。イオンモール木曽川のほど近くに「盛喜(もりき)」といううどん屋がある。予めチェック済みだ。時間は午前11時。まだ若干早いかなと思いながらも勢いをつけて飛び込んでみた。

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「すみません。まだ早いですか?」

見るとカウンターには既に初老の男性が座っている。ちっ、やられたぜ。まさかの二番客とは。女性スタッフから

「空いているお席にどうぞ」

と言われ謙虚に2名がけのテーブルを選ぶ。

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入り口から正面ではガラス越しにうどんを打つパフォーマンスが見られる。スマホを向けると気軽に撮影に応じてくれた。旺盛なサービス精神だ。

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メニューを開くと1ページ目からいきなり「カレーうどん」のうんちくが始まる。

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そういえば店先にも「カレーうどん」の垂れ幕が掲げられていた。

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それほどまでに「カレーうどん」推しなのだろうか。当然、2ページめのトップも「カレーうどん」だ。

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わかった、わかった。そうまでしてオレに「カレーうどん」を食べて欲しいってことなんだな。オレも漢だ。挑まれた勝負は受けてやろうじゃないか。

 

「すみません。この『から揚げカレーうどん』を下さい」

 

まだ12時前だというのに、目に見える席は全て埋まってしまった。知らなかっただけで相当な人気店なのかも知れない。隣には年老いたご夫婦にお孫さんだろうか?若い女性との3人連れだ。ご夫婦は「カレーうどん」を注文。若い女性が選んだのは「から揚げカレーうどん」だった。二人はシンパシー感じて~た~♫

 

よりによって自分と同じ「から揚げカレーうどん」を注文するとは。てゆーか、それ以外は食うなって勢いの「カレーうどん」推しだけに、お隣と同じメニューになるには確率的にかなり高いかと思う。

 

で、登場した「から揚げカレーうどん」は実にエキセントリックでフレキシブルな様相だった。

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言っている意味が自分でもわからない。「カレーうどん」は大変危険なので前掛けは絶対に外せない。よだれかけにもなってとても便利。

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推し麺だけあって「カレーうどん」は実に美味い。まさにうどん屋&そば屋のカレーに代表されるお出汁が利いたカレーだったが、こだわりのスパイス配合がそのひとつ上を行くカレーを演出している、まさに華麗なるカレーだった。正直、後半部分の説明は勝手に作り上げたものだが、美味しいことに違いはない。カレーもさながらだが、うどんが美味しかった。そして無造作にトッピングされた「から揚げ」もまた美味しい。つまり美味しいと美味しいが「こんにちは」した「カレーうどん」だった。

 

ひとつ向こうのテーブル席の客が「味噌煮込みうどん」を注文していた。あまりにも美味そうだったので次回はそちらを注文してみたいと思う。「カレーうどん」をリピートしねぇのかよ?って?原点回帰には色々と試してみることも必要ってことさ。けして浮気心を正当化しているわけではない。

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