氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

初クリ@岐阜県賀茂郡八百津町9月1日オープン「栗カフェふじのや」

自宅でYou Tubeを観ながらのエアロビの最中、足の小指をタンスにぶつけ悶絶したことはありませんか?私はあります。竹脇まりな、正直エアロビを舐めてたぜ。痛いのは別にして全然身体がついて行けやしねぇ。

 

と午前中に精一杯汗を流しカロリーを消費して、午後一、いつもの3人で向かったのは岐阜県は人里離れた山間部に位置し森林面積が町全体の80%にも及ぶという加茂郡八百津町だ(引用:Wikipedia)。杉原千畝池井戸潤の出身地と伝えた方がわかりやすいかも知れない。

 

して、何を思って八百津くんだりまで片道1時間強を掛けて足を運んだと問われれば、友人でもある八百津在住の菓子職人が、このコロナで緊急事態宣言が発令している真っ只中、それも9月1日に新しく店をオープンさせると聞き万障繰り合わせ馳せ参じたというわけだ。

 

店は八百津で最大の繁華街、と思しきところにある。近くには造り酒屋などもあり周りの雰囲気だけは良い。木曽川の支流、荒川の川畔にあり、テラス席からは風光明媚な景色をその気になれば拝むことが出来る。

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気候も良かったので川沿いのカウンター席に陣取った。

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栗きんとんと言えば中津川が発祥として有名だが、実は「すや」の娘が八百津に嫁ぎ、そこで出会った栗きんとんを中津川に持って帰ったという説は無名だが本当のことらしい。故に八百津は「栗きんとん縁の地」を標榜している。つまり、八百津もまた栗の産地として有名なのだ。

 

紹介が遅れたが、店名は「栗カフェふじのや」という。9月から11月の限定オープンというからまさしく栗に特化した店と言えよう。栗と聞けば栗からクリまで大好物の自分であるからにして、ここは急襲するしかなかろう。というわけで何も告げず気配さえも示さずのサプライズ訪問だった。

 

で、肝心の栗だ。彼は和菓子屋の3代目でもあるが、実は洋菓子屋の初代でもある。経歴は確かで、あのサダハルアオキと岐阜の栗を使ったコラボスイーツを考案するなどただの栗好きなだけではなく生粋の栗師だ。なんだそれ。ま、とにかく不味いわけはなかろう。

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けっこうなボリュームだったが、3人ともペロリと平らげてしまった。「栗に合うから」とフランボワーズソースなどをあしらうところが顔に比例して実にいやらしい。

 

午前中、エアロビで消費したカロリーは補うどころが確実にオーバーしてしまったが、優雅な時を思う存分に過ごさせてもらった。これからの時季は確実にテラス席がおすすめだろう。と、ここまで来てふと肝心なことを思い出した。すっかり忘れていたので改めて。

 

「開店、おめでとうございます(爆)」

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