氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

「せきてらす」で光りもの三昧

テラス、テラスとよく口にはするが、テラスの意味をまともに唱えられる者はほぼほぼ皆無だろう。ならばテラスとは何じゃらほい?ふふふ。斯くいう自分も全く知らん。ならば調べてみようとググったならば、古フランス語で盛り土を意味する語に由来するらしい。いいかい?「フランス語」じゃないよ、「古フランス語」だよ。その違いすらわからない。そして僕は途方に暮れる。

 

この際だからわからなくても良しとしよう。岐阜県は関市くんだりに新しく観光名所として「せきてらす」なるものが出来たと聞きつけさっそく足を運んでみた。この3月からと聞くので出来たてホヤホヤだ。

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関市といえば刃物以外なにもない街だが、案の定、その建物の一部は「岐阜関刃物会館」と命名され、料理に使う包丁のみならず、アウトドアに重宝したり護身にも役立ちそうなナイフなど広く多く展示されている。

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とはいえ刃渡り6cmを超えるものを正当な理由なく所持した場合は銃刀法違反に抵触するそうなのでお気をつけあそばせ。昔みたく包丁一本晒に巻いて持ち歩こうものなら一発アウトになりかねないってことだわさ。

 

ただ展示してあるだけでなく、値付けもちゃんとしてあるってことは販売もしているみたいだ。

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まだ中学生の時にアウトドアスポーツに憧れ足繁くキャンプ用品などを販売している専門店に通ったことがある。ただ中学生の小遣いでは手が出るものなど何もなく、見て憧れるのが関の山だったが、唯一手が出るものとしてナイフがあった。利用目的も利用価値もなく折りたたみのナイフを購入したことがある。それは未だに手元に残っているが、中学生に刃物を売りつけるだなんて昭和の昔は実におおらかな時代だったもんだ。

 

しかし包丁にしてもナイフにしてもその進化の過程は著しい。全てが格好良く全てがお洒落で、出来ればここにあるもの全てを所有したいという願望に駆られる。男ってのはよ、サバに始まりサヨリに終わるってくらいのもんで光りものには弱いんだよ。ふぅ~ん、で誰がそんなこと言ったの?ん~、知らない。

 

端午の節句も間近ということからか日本刀が展示してある横には鎧兜なども飾られていた。

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包丁研ぎの体験コーナーなどもある。併設された建物にはカフェが設けられており、地元由来のお茶菓子も販売されているのでその気にならばそこで15分は時間を潰すことも可能だ。ヒマとお金がある人は是非、足をお運び頂き包丁の2~3本でも購入し少しは関市に貢献してみては如何だろうか。

 

そうそう、エントランスがいきなりガラス張りの床になっていたが、高所恐怖症の自分でも耐えられたことだけは一応報告させて頂きます。

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