氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

テンションageageで行ってみよう!

何でもかんでも新しいものが良いというわけではないが、たまには新しいものが欲しくなることがある。この場合の新しいは新品ということなので念の為。つまり新しく出会った相手が自分好みの熟女だったという美味しい類いの話ではない。

 

小出刃、つまり出刃包丁のミニサイズのものが欲しくなった。欲しいとはいってもおねだりして貰えるものでもない。当然、買うわけだが、ひとこと包丁とはいってもその銘柄はごまんとある。それこそ5本セットで何千円から1本うん十万円もするものだってある。そんなのは買えん。そこで予算と照らし合わせネットでとことん検索してみる。すると柄がアルミで出来た全身メタリックな包丁が目に飛び込んできた。

 

一目惚れした。産地はどこだと見てみたら、ありゃ、お隣もお隣、関市じゃないの。関市といえば刃物の街として知られ、ドイツの「ゾーリンゲン」やイギリスの「シェフィールド」と並び世界3大刃物産地と呼ばれている。貝印やフェザーなど有名なカミソリ会社も、今や東京・大阪と本社を移転してしまったものの、共に発祥の地は関市だ。

 

にも関わらず、岐阜の職人は関市の刃物を使いたがらないと聞く。日本酒にしてもそうだ。岐阜県には立派な酒蔵が約50も有り、それぞれが県外に自慢が出来るほどの出来栄えだというのに、岐阜の料飲店に置かれている酒は県外の酒が多いと聞く。それでは地産地消の精神から外れているじゃないか。ならばひと肌脱ごうと思い立ったわけだ。

 

まぁ、気に入った包丁がたまたま関市で作られていただけという話なんですけどね。そこで「Yahooショッピング」で検索しまくり一番オトクでオネウチな一本をチョイス。すかさずポチッたわけだ。なぜ「Yahooショッピング」?それはアレだ。

 

少し前のことだがキミ達は覚えているだろうか?ヤフーLINE経営統合記念「超PayPay祭」を。条件を満たすと最大33%、さらに事前期間のお買い物などで44%相当戻ってくるという超大盤振る舞い企画だ。それが3月28日のこと。このチャンスを逃す手はないだろう。残念ながら全ての条件に当てはまらなかったが、それでも29%のPayPayボーナスを獲得した。

 

そしてそれがやっと昨日、届いた。どうだい?この光り輝く刀身に角々として切れのあるアルミボディーは。

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もう、これからは暴漢に襲われようが痴女に誘惑されようがこれ1本あれば安泰だ。もとい、前者はお断りだが後者は両手を挙げてウェルカムだお。

 

こんな些細なことでも自らを鼓舞出来るというのならば安いもんでしょ。いや、実際に安いんだけど、まぁ、元が安い男なのでその程度がお似合いなの。

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