氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

長女、高校受験に挑む!というほど気合の入った話ではない話。

水曜日に長女の高校入試があった。特別支援学校の高等部だ。特別支援学校にも入試があることを知り少々、驚いたのだが、果たして落とされることなんて有るんかしゃん?恐らくは出来レース。結果はクラス分けの判定に使われるのだろうかと想像する。

 

保護者同伴という事なので、長女担当の自分がついていく事にした。親にも面接があると聞き、久しぶりにスーツに身を包まれた。次女の小学校の卒業式以来となる。

 

校舎の入り口で受付を済ませると、そこで親子別れ別れになる。娘は受験会場、親は体育館。テスト内容は国語と算数、そして親の面接を済ませた後、子の面接がある。

 

平日の午前中だ。体育館に行くと、当たり前だがお母さん方ばかりだった。男性は誰かのお祖父ちゃんと見られる方と自分のみ。目のやり場に困る。う、嬉しい♡

 

と、ふと見ると、嫁の友人もそこにいた。ちっ。然るにあまり首を回転させることなく、カメレオンが如く目玉だけをキョロキョロと動かすという高等テクニックを駆使していたら頭痛に見舞われたので中止した。面接に呼ばれるまで何もすることがなく、ひたすら椅子に座り続け待つしかないってのはほぼ拷問だよね。

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面接では通学手段と何か気になることがないかを尋ねられたのみで終了。勿論、学校にふさわしい親かを見極めることもその中にあるかとは思う。余程、手間のかかる親でなければ問題なくその程度で終了してしまう。自分にしても特別、学校に注文をつけることはない。

 

が、入学するにあたり必要な制服に体操服、そして教科書を購入するために必要な金額の説明を受けた時には、もうちょっと安くならんのか~い!と言いたかった。総額で8万円以上のキャッシュが必要となる。はぁ…。

 

午後になり、部下から

「いつになったら飲みに行くんですか?」

とちょっとキレ気味にLINEがあった。休業中に飲みに行こうと約束していたのをイチイチ飲み屋街まで出ていくが面倒だったのでずーっと保留していたのだ。例え遠方だろうが車で行けば車で帰ることが出来るが、酒が入るとなればそういうわけにはいかない。あまり先延ばしにするのもアレなので、その日の午後5時を待ち合わせ時間とした。帰宅はバスのつもりで、行きは徒歩。およそ10kmの距離だ。

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緊急事態宣言下なので、アルコール提供は午後7時まで。若女将がひとりで仕切る店はほぼ貸し切りだったが、その分、女将も交え話しがはずむ。約2時間で瓶ビールを何本飲んだだろう?とにかく覚えがないほど飲んだ。

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店を出て、部下に別れを告げバス停にと向かう。かつては乗車中に睡魔に見舞われそのまま終点まで、なんて事は何度もやらかしたが、まだ就寝する時刻には随分と早い。サラリーマンが仕事を終え帰宅する時間帯ではあったが、乗客はまばらでそれ以降もガラガラのままだった。

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「お客さ~ん、終点ですよ~、お客さ~ん」

「えっ?あ、はい、えっ?終点?」

 

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あっちゃ~、久しぶりにやらかした~!!久しぶりというか、酔ってバスに乗ると時間帯に関係なくやらかしてしまう事を認識することが出来ました。ついでにバス待ちの間にファミマで「あんまん」を買って食べたらしい。カメラロールを見たら写真があった。

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