氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

馬鹿柱、全集中で@大衆食堂「東亭」に踊らされる。

理由もなく早起きなのはもはや職業病なので今に始まったことではないのだが、考えてみたら本当に理由もなく早起きをしているプータロー生活がもはや板についた感のある毎日となっている。明るいはナショナル、お洒落はファッショナブル、そんな私はもはやニートのプロフェッショナルだ。

 

早朝から何もすることがないのでネットで波乗りをした。ふと、時計を見ると午前7時15分を指している。いつもならば7時に起きてくる坊主が起きてこない。ふと台所を見るも灯りが点っていない。慌てて嫁を起こしに行く。

「おい!もう7時過ぎとるぞ!はよ起きな!」

「はぁ?なに言っとんの。今日は祝日やよ」

「え?」

 

はい、あるあるなオチでどーもすみません。これもニートの弊害ということだ。

 

どうせゴロゴロしているだけの娘たちをデートに誘う。「麒麟がくる」が終わってもしつこく営業を続けている「大河ドラマ館」が、岐阜市民だと無料観覧出来ると聞き見納めにと向かったわけだ。ところがだ、現地についてみるとプラカードを持った女性が

「入場制限をしております。此方にお並び下さ~い」

と大声を張り上げているではないか。訊けば1時間待ちだと。

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ったく…。ちょっと無料と聞いただけで直ぐに群がりたがる浅ましい貧民どもめが!

 

当然、待てる筈もなく直ぐにその場を後にした。まぁ、天気が良かったのでそこら辺りをプラプラとしているだけでもそれなりに楽しかったけどね。

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織田信長公居館跡・発掘調査中

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ブログ著者近影



「オレがまだ小さな頃にはな、ここ岐阜公園にライオンがいたんだぞ。大人になってからはな、ペンギン好きな彼女とよくペンギンを観に来たもんだ」

なんて当時を知る優越感に浸りながら一人自慢話に花を咲かせてやった。独り善がりになると思いきや、意外に反応が良かったのでよりいっそう優越感に浸ることが出来た。

 

お昼は岐阜公園からほど近くにある大衆食堂「東亭」でとることにした。

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初めて入った店だったが、店構えに比して店内は中々に小綺麗だ。

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加えて女将さんの笑顔と言葉遣いが秀逸で、それだけで既に居心地が良い。

 

食事の内容も一品一品に「まごころ」が感じられ、その美味しさに普段、食事の論評することのない次女が注文した「親子丼」を頬張りながら「美味しい、美味しい」を連発していた。

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自分が注文した「カツ丼」も然り、

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長女が注文した「牛丼」も見ただけでその美味しさがわかる。

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帰り間際には、

「可愛いお嬢さん方ね」

などとリップ・サービスをも弾むものだから、真に受けた馬鹿柱が全集中で踊っていた。

 

で、摂取したその日のカロリーはその日のうちに、ってことで、帰宅してから此度はいつもの裏山トレイル。山頂では「ハイジのブランコ」を楽しむ。

低山だがこれで3日連続の登山となった。

 

おまけ

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