後悔の『エスカロップ定食』@日之出食堂&西国第三十三満願霊場 谷汲山華厳寺で紅葉狩りを楽しむ
娘達が『唐揚げ』が食べたいと要望するので、色々と頭を悩ました挙句、専門店に行くには少し距離があるという理由で久しぶりに「日之出食堂」を訪ねた。
朝から町内清掃のため、掃除や草取りなどで頑張ってくれたご褒美とそのカロリー消費を補う為もある。
岐阜市にあっては老舗の部類に属するので多くその名を知る人はいると思うのだが、県外の方々には漫画「ミスター味っ子」の実家が営む食堂を連想させるらしい。字も全く一緒だ。
ただ、岐阜市の「日之出食堂」は創業が1957年と聞いているので、恐らく漫画が始まる前から営んでいたことだろう。ということは、かれこれ62年の歳月が経過していることになる。
一体全体、幾つなんだろう?という老夫婦が二人っきりで営んでいるが、10年前と比べても然程、容貌が変わらないところをみると恐らく二人ともサイボーグかなにかだろう。なにはともあれ、この年齢になってまで働き続ける意思と健康維持には目を見張るばかりだ。
ただ接客には期待してはいけない。オーダーを間違えたり、来客の順序を間違えることなどはザラ。カウンター越しに夫婦喧嘩が見られるのもある意味、名物となっている。昨日も運良く出くわすことが出来た。キタナシュランに認定も老舗ならではのことである。目が瞑れない人は来てはいけない。
娘達は糖質抜きの唐揚げ単品。
自分はといえば奇をてらったものを食えとの内なる要望に従い『エスカロップ定食』なるものを注文してみた。…が食べる前から後悔した。
味には問題ない。いや、むしろ美味い。ただ、量が、量が余りにも多いのだ。以前からスープがラーメン丼で出てくることは承知していたのだが、かつて食べたことがある『唐揚げ定食』や『焼肉定食』よりも明らかに見た目も量も『超ど』級だった。
残すのは嫌いだから勿論、完食したけどね。自分は少食かと思っていたけれど事実誤認、実は大食漢なのかも知れない。
食後は紅葉狩りで賑わう「谷汲山華厳(けごん)寺」にて腹ごなしのウォーキングを楽しんだ。
ようやく色付き始めた紅葉が古刹を彩る。来週辺りがより見頃になるのではなかろうか。