氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

天王山→白山→誕生山トラバース@岐阜県美濃市

数日前までは雨予報が出ていたが、前日の天気予報では午前中、朝方のマークが晴れに変わっていた。となれば行かねばならない。

 

そう山田、もとい山だ。山がオレを呼んでいる。あ、いや、実際に呼んでいるわけじゃないからね。呼ばれている設定の方がカッコいいからそう言っているだけだから。

 

出かける準備を整えると、更なる準備をと、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」に寄ると、一路、岐阜県美濃市へと車を時速300kmで走らせた。向かう先は「天王山」だ。「てんのうざん」と読む。麓にある「大矢田神社」の祀神が「牛頭天王」ということから「天王山」と名付けられた。らしい。因みに「大矢田神社」は「おやだじんじゃ」で「牛頭天王」は「ごずてんのう」だよ。

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標高は538mと、登山なれした方には少々物足りない数字だが、ただ眼下に広がる眺望は見た者にしか味わえない筆舌に尽くしがたいものがある。

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多分、ここに登る度に同じことを活字にしているので自分でも何回目かはわからない。

 

そう、やはり少々物足りないのだ。「天王山」の東側には「白山」、更にその東には「誕生山」と呼ばれる山がある。ならば事はついでとその二つまとめて面倒見たろうという気がふつふつと沸き起こり、ついにそれが噴火に至ってしまった。走り出したら止まらないぜ~♫土曜の夜じゃないけど。

 

名付けて「天王山トラバース」だ。「天王山」

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→「白山」

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「白山」地味っ!

→「誕生山」

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と縦走する過酷なミッションだ!

 

ミッション途中で向こうからやって来る一人のご老人に出会った。

「誕生山からいらしたんですか?」

「はい、このまま天王山へ」

「その後はどうされるんですか?」

「誕生山の麓に車が置いてあるので、また戻ってきます」

「マジか…」

 

難なくでは無いが、誕生山には無事到着した。

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曇天だった空も太陽が見事に顔を出し、眼下に広がる眺望は見た者にしか味わえない筆舌に尽くしがたいものがあるとは先程も同じことを言った様な言わなかった様な。

 

ここで「あなたと、コンビに、ファミリーマート」の出番です。今年は「南南東」を向いて恵方巻きをガブリンチョ。

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そこら辺のご婦人を巻き込んで暫し撮影大会のち、いつもの様にストーブを取り出し今回はインスタントの「◯めこ汁」をば。

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「◯めこ汁」をすすっていると、先程のご老人がもう引き返して来ましたがね。

 

「凄いですね!」

聞けば定年退職後は週一であちらこちらの山々を攻めまくっているのだと。

 

「先日は富士山(ふじやまと呼んでいた)に行ってきました。雪山だったから『アイゼン』を付けて登りました」

 

で、自分はといえばそのまま下山して、下道を約3.1kmトコトコと元の出発地「大矢田神社」まで歩いて戻りましたとさ。来た道を戻って下山する気力も体力も根性もありません。

 

おまけ

 おまけ2

今年もしっかりと鬼役を努めさせて頂きました。

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