氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

のんびりな日曜日もたまにはいいよね~♪

見込みも早いが、ダメとわかれば見限りも早い。言っておくが女性の話ではない。車の話だ。具体的には嫁の車の話だが、さすがに年数も走行距離も薹(とう)が立ち過ぎた様だ。そこで新しく家族として迎え入れるべく、中古車の物色にとショップを巡ってきた。とはいえ、ただそれだけのことなので深堀りも出来ず。車の紹介はまたの機会に機会があったらご紹介出来たらと思う。

 

その途中、住宅街の中に神出鬼没、パン屋を発見した。

 

「お父さん、パン食べたくない?今、通り過ぎたところにパン屋さんあったよ」

「うん、なんか看板が出てたな。なんて店?」

「なんか『土』に久しぶりの『久』って書いてあった様な…」

「なんて読むんだろ?『つちきゅう』?『どきゅう』?パン屋にしては変わった名前だな」

「行ってみぃへん?」

「いいよ」

とコンビニを見つけて駐車場でUターン。さっそく訪ねてみた。天気もよい。あわよくばパンを買い込んでアウトドアランチもいいじゃない。

 

駐車場に付く。店の看板を取り囲む様に人形の造形物が配置してある。店の意図に反して正直、気味が悪い。

 

「『土』じゃないやん。真ん中に小さく横棒が引いてある」

「ホントや」

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店名は「ベーカリーハウス 麦」だった。外観の大きさに比して売り場はこじんまりとしていたが、厨房と売り場が連結していてパンを焼く香りが店内に立ち込め実に食欲をそそる。

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相乗効果で見るもの全てが美味しそうに見えた。ひとり2個しばりで購入し、もうひとつの目的地、苧ヶ瀬(おがせ)池へと向かった。ヒマつぶしには最適の「鯉の餌やり」の為だ。



予め「Vドラッグ」に寄り73円で食パンを購入してある。現地では売店でも餌用に「かっぱえびせん」が売られているが、売値が130円となっている。値札を見て「鯉の餌にそりゃないだろ」とは思ったものの、価格の違いこそあれ人が口に入れるものを遊びに使うといった点では所業は一緒。シール欲しさにお菓子を捨てる「鬼滅」ブームを思い出し、わずかばかり後ろめたさを感じた。が、取り敢えず娘たちは喜んでいたので世間様、どうかお許しを。

 

でその後は案の定、青空のもとで各務原アルプスを眺めながらのアウトドアランチを堪能した。

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「バジル生地の中にベーコンとクリームチーズを入れました」の「バジルフォンデュ¥180+税」は贅沢に使われたクリームチーズがあふれんばかりで非常に美味だった。

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