氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

臭気に始まり臭気に終わるメランコリックなお話

まさに加齢臭を放つこと真っ盛りの男4人が、それも個室で宴会を繰り広げるシーンを想像したことがあるだろうか?

 

想像だけでは生ぬるいということで、昨晩は半ばアトラクションを楽しむ勢いで体感して来た。

 

実はこれから(午前9時)健康診断が控えている。にも関わらず前日の晩に飲み会に参加するというこの付き合いの良さを参加メンバーは有料で褒めるべきではないか?有料どころか今回も必殺仕入れ人としての実力を目に見せてやろうとドカン!とサービスしたったがね。

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金時の煮付け

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キンキの一夜干し


 皆のもの、ひれ伏せい!

 

最年長は60歳。最年少は推定50歳だ。その間に自分と、そして無職の55歳がいる。無職なのに飲みに来るんじゃねぇよ。まぁいい。そこは周りが助けてあげよう。

 

例によって飲み会があるときは一度自宅に戻り車を置き、そしてランニングにて再び職場に戻ってくる。一昨日に令和初の大寒を迎えたここ岐阜市ではあったが、全国規模で大寒だったということに走りながら気がついた。それほどまでに大寒という言葉そのものが忘れ去られるくらいに暖かなランニングの道中だった。汗だくになったお陰で余計に臭気が強く感じられる様になったことだろう。ふ、ざまぁみろ。

 

※飲食は夜10までに済ませ、それ以降は何も口にしないで下さい。

 

 

 

と、健康診断の説明書に書いてあったので、極力それに従うべく命懸けで頑張った自分を自分で褒めてやりたい。そして全く名残惜しくなく皆に別れを告げると、バスでとっとと帰宅の途についた。はい、ここで初登場。

 

ジャジャーン!

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ayucaの出番だ。バスに乗るくらいしか全く使えねぇ「ろくでなし」のICカード乗車券だが、チャージした以上は模様がなくなるまで使いたくってやるつもりだ。寝過ごすこともなく無事帰宅出来たことはお伝えしておこうと思う。ネタ的には残念ながらちょっと薄い。

 

目覚めは快適だ。寝起きと同時にやらねばならないことがある。先に述べたが本日午前9時より健康診断が控えている。

 

すなわち「採尿」だ。

 

昨年はそのことをすっかりと忘れてしまい、ままよ、と二番搾りを提出した。幸いにして何も突っ込まれなかったのは、ただ単に問題がなかったわけでなく、問題が見つからなかっただけかも知れない。

 

大量放出とならない様、下半身の全筋肉を使い制限をかけながら紙で出来た容器に丁寧に注ぐ。見た目は昨日のビールとほぼ一緒だ。ただビールにはない暖かさが手に伝わって来る。それがなければヤバイことになっていたかも知れない。

 

ここからが正念場だ。なにせ容器の口はあまりにも細い。肝心のときにメガネ型ルーペを忘れて来てしまった。尿がはいった入れ物をもって部屋の中をうろつきたくはない。ここは長年の勘に頼らざるを得ないと思ったものの、こんなことはやっても年に1度のことなのでそんな勘などあろうはずもない。

 

腹はくくった。

「南無三」

 

黄色い液体は「スー」っと音も立てずに見事容器の中へと滑り込んでいった。成功だ!

 

「エイドリアーン!!!!」



現在、時刻は午前5時。あ~、バリウム飲むの憂鬱。それでは皆様、命があったらまたお会いいたしましょう。

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