氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

お花見ソロランニング

雨上がりの朝は霧がすごかった。市場へは長良川沿いの堤防を抜けて向かうのだが、川からは隔たりがある国道にも靄が立ち込め視力が及ぶ範囲は30m程だったろうか?実際の距離はもっとあったかも知れないが、車を走らせているとどうしてもその様に感じてしまう。

 

とはいえ、普段から白内障で靄が掛かった状態には慣れているので、たかが霧程度では自分のドライビングテクニックはびくともしない。と思いきや、靄の前に靄が掛かって余計に見えんやん。仕方なし、ハンドルを両手で握りながらフロントガラスに顔を近づけ出来るだけゆっくりと車を走らせた。片側1車線の堤防上では案の定、煽られたことは言うまでもない。

 

早朝から13℃を超す生暖かい一日の始まりだったが、午前11時には既に20℃を超え予報どおり夏日となる勢いだった。折角、満開を迎えた桜だが、前日の雨が花散らしにならないかとやきもきした人が沢山いたのではないかと思う。でも自分は知っている。咲き始めの桜の花の強さを。散り始めの桜にとって雨風は強敵ではあるが、咲き始めの花は非常に強靭なのだ。と、とあるバラエティ番組で気象予報士が言っていた。

 

案の定、近所の桜の名所「板屋川」でも両岸の桜が満開を迎え、暖かさも誘ってご近所の方々が花見をしつつ散歩を楽しんでいた。そうなると自分にしても「じっ」とはしていられない。というわけで、僭越ながら自分が勝手に名付けさせてもらった「板屋川花見ロード」の周回コースをランニングで楽しんできた。

 

ここの桜は、まだ植樹が始まった頃からの付き合いで、ここまでの桜並木になるのに約35年の歳月を費やしている。当時は犬を飼っており、散歩道としてよく使わせてもらったが、その頃は全く殺風景でただ川が流れているというだけの景色だった。飼い犬も17歳で亡くなりもう散歩をすることも無くなり久しいが、代わりにランニングのコースとして取り入れている。

 

昨年も言ったが今年も言おう。自分はやはり地元でもあるここの桜が一番好きだ。それはきっと我が子の様に目で見て舌で味わい頬ずりして触感を楽しみ長年に渡り愛でてきたからだ。イラガの幼虫に刺されて目の上をポンポンに腫らしたこともあったけど。マジで痛かった。

 

今年は設置しないのかな?と思っていた鯉のぼりも前年に増して多くぶら下げり目の保養をしながらのランニングは快適であったことを報告させて頂こう。

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風があれば鯉のぼりも華々しく泳ぎを見せてくれるところだが、ランニング的には無風で助かるという、相反する気持ちが若干働きはしたが…。

 

今月に入り20回目のランニングとなった。余程忙しかったり雨が降った時以外は全ての日を走った。累計で250km程となる。相棒のガミ子ちゃんのバッテリーが上がり昨日の記録は残せなかったが、自身、初の記録だ。

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動画アプリは直接起動出来たので良かったけど。

 

おまけ

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