氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

やってくれるぜ!過剰サービス@「スシロー」PartⅡ

「スシロー」にはカフェ部と呼ばれる部署があり、昼食と夕食の間、いわゆるアイドリングタイムと呼ばれる2時から5時までの間に集客を図るべくスイーツに力を注いでいるという。そして今のオススメメニューは「ホワイトチョコといちご好きピパフェ」と「キャラメルとろけるアーモンドケーキ&バターアイス」の2種類である。いずれも数量限定とはなっているが、それはま・ゆ・つ・ば。まぁ~った、そうやってビンボー人の購買意欲をくすぐるんだからぁ。


はい、勿論のりましたよ。ビンボー人どころかビンボ臭い岐阜県代表としてはそこは踊らされてなんぼでしょ。


「わたし『キャラメルとろけるアーモンドケーキ&バターアイス』がいい!」


それ、オレが頼もうと思ってたのに言うんだもんな〜。次女に先を越された。長女はいちごの。両方ともネーミングが長いんだよ。活字にする苦労を少しは考えてみたらどうなんだ?もう、残されたコマがないので自分は仕方なく「懐かしのぶどうシャーベット」にしておいた。


間髪入れず「懐かしのぶどうシャーベット」が運ばれてきた。

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そりゃそうさ。レーンに乗せるだけだもん。猿でも出来る。残りの2つはそういうわけにはいかないだろう。待ちきれないので先にスプーンを入れさせてもらった。

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しかし、懐かしさは欠片も感じない。そもそも子どもの頃にぶどうシャーベットなんて見たことがないぞ。


小学生の頃は夏場しかアイスクリームが売られてなかったよね?ホームランバーが1本10円で買えた時代だ。ビニール容器に入ったメロンとオレンジは記憶にあるが、ぶ、ぶどう?!

なんかシャトレーゼに行けば置いてありそうだな。


続いて次女が注文したキャラメルのが来た。

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温かいアーモンドケーキに濃厚なバターアイスが添えてある。見た目は如何にも美味しそうだ。


「間もなくご注文頂きました商品が到着いたします」

と例のけたたましいメロディーと共に案内があった。長女のいちごの、の到着を告げる。レーンに身体を半分乗り出し身構える。バッチコイ!準備は万端だ!ところが待てども待てども商品が流れてこない。どゆこと?


「あれ、これ『済』になっとるよ」

タブレットで注文履歴を確認すると確かに配膳済みとなっている。


「また、呼ばなあかんの?もう、呼ぶの嫌や」

「でも、呼ばなどうしようもないじゃん」

この日、3度めの「スタッフ~!」コールだ。


「すみません。まだこれ来ていないのに『済』になってるんですけど」

「大変、申し訳ございません。直ちにお持ち致します」


因みに「スシロー」はテーブルごとに色分けされている。我々が座ったテーブルは「黒」だった。うん、せっかく良いカラーなのに災難続きだよね。


数分後…。

「あ、あれ!『黒』じゃない?」

その「黒」がマーキングされた台に乗せられて「いちごの」が運ばれてきた。

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当然、自分たちの元に運ばれてきたと思うじゃないですかぁ?お姉ちゃん(長女)、ニコニコしながらパクついてると、

「大変、お待たせいたしました。『いちごの…』です」

とスタッフが直接、持って来ちゃったじゃん。え?どゆこと?


「え…、あのついさっきレーンを流れてきたからそれを頂いちゃったんですが…。マズかったですか?」

「あ、そうでしたか。いえ、此方こそご迷惑をおかけし申し訳ございません」


なんか逆に申し訳なく思っちゃったりもしたんだけど。オーダーミスのうどん2杯と「いちごの」は廃棄処分となったのだろうか?

 

自分の店ならば「宜しければどうぞお召し上がり下さい」となるだろうが、大手となれば前例を作ることはご法度となるだろうね。何にしても稀有な体験をさせてもらえた事に感謝。PayPayの還元もしっかり頂いたしね。

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帰りに寄った「Seria」で「だっこずし」のポケットタオルを発見し即買い。

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「スシロー」はともかく「だっこずし」に罪はない。てか、ベリーかわゆす♡

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