「一生懸命」と「一所懸命」。ゆづに捧げる@「ボンとらや」の『ピレーネ』×『ブラックサンダー』
別に“ゆづ”の事はファンでもなんでも無いが、彼の実力は大きく認めている。それ故に昨日の競技後の会見を聞いていて迂闊にも涙ぐんでしまった。こんなおっさんでもそうなるのだから、ファンの婦女子だったら上からも下からも号泣したことだろう。
彼が三度口にした「一生懸命」には、そんじょそこらのサラリーマンが口にする「一生懸命」とは全く異なり、命を削ってまで競技に取り組んできたという説得感と迫力がある。
だって実際にそうだもん。考えてもごらん。もしあなたが使役的に4回転半させられてリンク上に放り出されたとしよう。確実に転倒し、そして硬い氷で頭を打つばかりでなく、運が良くて脳震盪、悪ければ脳挫傷で即、お陀仏。少なくとも鎖骨くらいは骨折するだろう。ヘルメットも被らずにやってんだもん。正気の沙汰じゃない。
「一生懸命」は「一所懸命」から派生した言葉だと言われている。武士が領地を命がけで守るといった意味だが、王者という「場所」を命がけで守るという意味ではどちらを使おうが同じことだ。しばらくはゆっくりと身体と心を休ませて欲しいと真剣に思った。他人のことを自分がここまで思うことは滅多にないので誰になんと言われようが真実だ。
そして、ここにも「一所懸命」に居場所を守っている物がある。全国に進出すれば確実にブレイクすると確信しているのだが、何故か豊橋を「一所懸命」に守っているお菓子、そう「ピレーネ」だ。
豊川稲荷に行くついでに、というかむしろこれがメイン。「ピレーネ」を求めて豊橋の地に58年と10ヶ月の人生で初めて降り立った。
ってゆーか、駅構内で売ってんだね。「ボンとらや本店」にまで歩いて行くつもりだったけれど、駅で売ってんのならばそれでいいや。豊橋が生んだもう一方の雄、「ブラックサンダー」とのコラボ商品があったので購入してみた。
ついでにLAWSONが「どらもっち」としてその名をパクったであろう、「どらウィッチ(あずき)」も購入。
岐阜に戻りさっそく車の中で爆食した。
やっぱ「ピレーネ」は最高だね!大粒のブラックサンダーが内包され、それが中々よい歯ごたえで4回転アクセル並みのアクセントとなっている。
「どらウィッチ(あずき)」も負けず劣らずだ。
生地はふわふわ、オマケに中のあんことクリームのコンビネーションが4回転サルコウからのトリブルトゥーループだ。
今ひとつ満足出来なかった豊川稲荷詣だったが、これでイーブンスコアに戻したといったところだろうか。
※因みに「ピレーネ」は通販でも買えます。