仁義なき戦い 菓子パン頂上作戦
だからさ、こっちを見るんじゃないよ。そりゃ、わかるよ。棚に並んでいる以上は買ってもらいたいという気持ちくらいは。ただ、ここはオランダの飾り窓じゃないんだよ。そんじょそこらにあるドラッグストアだよ。だから見つめるなって。
あ、なんだこの野郎。勝手に買い物かごの中に入ってきやがって。遠慮ってもんがないのか貴様は!まぁいい。ここまで懐かれたら無下にするのも漢が廃る、ってもんだ。わずかな間の付き合いとなるだろうが、面倒をみてやるとするか。
てなわけで、望んでもいないのに名古屋を舞台に「敷島製パン」としのぎを削る戦いを繰り広げている「フジパン」が、三重は津市にある「おやつカンパニー」と兄弟盃を交わし世に送り出したヒットマンがこれだ。
『カレードーナツ×ベビースター』
ホームページを覗いてみると、この3月に発売されたらしい。つまり既に1ヶ月近く経過していることになる。商品説明として、
・ベビースターラーメンを衣にして揚げました。
・カレーとベビースターラーメンの相性の良い組み合わせです。
とあった。また同時に
『チョコタルト×ベビースター』と『スナックサンドもんじゃ味×ベビースター』も発売されたとあるが、残念ながらそこには無かった。残念なのか?予算が3倍掛かるだけじゃないのか?まぁいい。各々の商品説明には、
・タルト生地にベビースターラーメンを入れ、ザクザク食感のタルトに仕上げました。
・チョコの甘さとベビースターラーメンがマッチしたあまじょっぱい仕立てです。
と、
・ベビースターラーメンを使ったもんじゃ味のフィリングを食パンでサンドしました。
・もんじゃ風のしっとりしたベビースターラーメンでいつもと違ったおいしさが味わえます。
が、あったが、これ以上の説明は省く。ググれ。
さて、より美味しく食べられる方法として「トースターで温める」とある。ただ、手元には残念ながらオーブンはあってもトースターがない。そもそも1000Wで約2分の熱量がどれほどのものかも想像出来ない。取り敢えずオーブンでやってみる。
300℃に予熱を掛け、オーブンが温まるタイミングを見計らって電子レンジで軽く「ピー」。まぁ「チン」でもいいけどね(失笑)。その方がわかりやすいという人がまだこの世の中にはいるみたいだから。
そして温まったオーブンの中にプッティン!
様子を見ながら約1分と30秒で出来上がり。
即座にパクつこうと思ったものの、ほら、自分って猫舌じゃんね。結局、冷めるをの待ってからおちょぼ口で頂戴しましたの、オホホ。
総評
・カレードーナツはカレードーナツの味がする。
・ベビースターラーメンの食感はわかる。
・一緒にした意味がわからん。
・ネタにはなる。
以上。パン一個でここまで書くのホント大変なんすから。