氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

三重県桑名市、日本一の山林王、諸戸家の「六華苑」はパネェよ

腹が立つくらいの晴天だったので、自宅でくすぶっているのもお天道様に申しわけないと商売の神様でもある「お千代保稲荷」へと足を運んだ。いつも通りの「お千代保さん」だったが、平日だからかまん防の影響からか人通りは少なく趣味の悪いキンキラキンの串カツ屋も随分とヒマそうだった。仕方がないので1本だけ買ってやった。

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はっきり言って「お千代保稲荷」など時間を潰せても30分がせいぜいだ。ならばもっと南へと足を延ばし三重県に行ってみよう、そうしようと堤防道路を車でかっ飛ばした。行き先はつい今しがた「桑名 名所」で検索して知り得た「六華苑」だ。そして今、初めてPCで「ろっかえん」と打ち込んだ名称なのに、Google日本語入力システムが素直に変換したぞ。Google偉い。


因みにiPhoneで「ろっかえん」と入力すると一番最初に「六花円」と出てきた。もっと勉強しろよ、iPhone


「お千代保稲荷」から40分ほど車を走らせるとお目当ての「六華苑」が右側に見える。なんだ、揖斐川の堤防沿いにあるのか。駐車場は無料だったが入場料金は必要だ。一般は460円取られるが、JAF会員は390円でOKだよ。入っててよかったJ、A、F。既に30年を超す永年継続会員だ。なんか永年継続会員は色々な特典があるみたいだけど、それが何なのかがわからない。せいぜい、こうやって細々と割り引いてもらうくらいの使いみちしか知らないのだよ。


さて、「六華苑」について語ろう。日本一の山林王と呼ばれた「諸戸一族」が所有していた邸宅だ。かつては渋谷、恵比寿、駒場までの30万坪を所有し、渋谷から世田谷まで人の土地を通ることなく行けたという伝説を持つ本物の金持ちだった。現在でも諸戸ホールディングスとして都心に莫大な土地を所有している。


そりゃ、そんな人が住んでたところだもん。広さも金の掛け方もパネェよ。

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初代は飯を食う時間も惜しいと食べきるのに時間がかかる熱い飯を出すな、冷や飯を出せ、おにぎりは一口サイズを3つ作れ、それならば仕事をしながら片手で頬張れる、何なら無くてもかまわない、という稀代の仕事人だったらしい。


観ていないから知らないけど、「華麗なる一族」のロケ現場としても使われていたらしいね。オレの内田有紀ちゃんのサインが飾ってあった。

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彼女ももう46歳だって。いい感じじゃな~い?


六華苑を丁寧に堪能していたら、既に時計の針が午後1時を指していた。

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未だ昼飯前だ。さて、どこで胃の腑に食べもの打ち込もうか。

 

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