氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

床屋に求めるAI技術の必要性

人に聞かれりゃ答えはするが、誰も聞いてくれないので自分で言おう。髪の手入れはいつも床屋にお願いすることにしている。加えてたかが髪を切ることに時間と費用をかけたくないので、恐らく理容協会に属していないであろう、ほぼ年中無休の店を利用している。

 

あ、失敬。「たかが髪」とはいい損じた。髪といえど持つ者と持たざる者の間には、目に見えぬ何かしらの確執があるに違いない。いかにもデリカシーに欠けた発言だった。持つ者代表として深くお詫びを申し上げたい。

 

かつて「サザエさん」の父、磯野波平がドライヤーを使うのを見て、カツオが「勿体無い」と言ったシーンを見たことがある。確かに然程その必要がない人物が床屋に行く話をきけば、「無駄使いじゃね?」と本人を前にして言ってしまうノンデリカシーな自分ではあるが、この度、いいことを思いつきました。

 

昨今、色々な割引が乱立するさなか、この業界ものんびりとはしていられないだろうという、多少お節介ではあるが名案を提供したいと思う。名づけて「面積割り」だ。つまり、露出した表皮面積の割合に乗じて価格を決定するというのはどうだろう?面積に関しては視覚的要素では判定が難しいため、AIが判断し、その結果により散髪料を決定づけるというものだ。

 

AIが世の中を如何に席巻しようとも、理髪業と飲食業、加えて職人技に頼らざるを得ない業界は永年安泰だろうと思う。ただ、せっかくのAIだ。これらの業界に於いても利用価値はきっと見いだせるだろうと思いつつ、まだ話したいことがあるけれど次回に持ち越すこととする。

 

で、昨日のランチは知らないうちに出来ていた『カルビ丼』の専門店へ。『スン豆腐(ドゥブ』も売り物だということで、自分は『和牛のスン豆腐』を頼んでみた。多少、涼しく感じられる様になったとはいえ、昨日の最高気温は33.9℃に達したという。となると想像に易いだろう。全身の汗腺が緩みに緩み行かずともサウナ気分を味わうことが出来た。

 

そして子ども達はカルビ丼。これはこれで甘辛いタレが絶妙に絡み美味かった。

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カルビ丼