氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

汗みどろのデトッカー@土岐よりみち温泉&加登屋食堂

ロウリュウ」という言葉を聞いたことがあるだろうか?

 

まったく今年もBクラスかよ、ドラゴンズ。毎年毎年、低い位置に甘んじやがってよ。

「Low-竜」…じゃない。全然違う。

 

面倒くさいから説明しよう。これはサウナの本場フィンランドに伝わるサウナ入浴方法のひとつなのである。熱したサウナストーンにアロマ水をぶっかけて、出てくる水蒸気で一気に部屋の温度を高めるだけでなく、熱風師と呼ばれるイベンターが大きな団扇をあおいで部屋の隅々にまで熱風を送り込むこむことによって一気に発汗を促したちまちにしてその場にいる者をデトッカーとさせるのであった。まるで悪の秘密結社が執り行うサバトの様だ。説明した方が面倒くさかった。あとはググれ。

 

この日本のど真ん中、岐阜県にも何軒か「ロウリュウ」イベントを催しているスーパー銭湯やら日帰り温泉がある。その中で今回はわざわざ1時間半も掛けて岐阜県は多治見市とならび陶器で有名な土岐市へとわざわざ足を運んだった。

 

施設の名称は「土岐よりみち温泉」という。なにやら「@nifty」の温泉年間ランキングで3年連続で1位を獲得したらしい。ただし岐阜県の中での話だ。全国総合ランキングでは26位だって。それでもまぁまぁな成績を残している。

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土岐よりみち温泉

 

さて、肝心の「ロウリュウ」だが、3人の熱風師によって執行される。本日のアロマ水は柚子でーす、と説明があった。悪の臭いを感じさせない軽さが垣間見られる。

 

「それでは皆さん、手拍子をお願いします。そして私が『そいや!』と掛け声をしましたら、皆さんも大きな声で『そいや!』と返して下さいね。身も心もデトックスしましょう!」

 

イベントは男女入り乱れて岩盤浴の部屋で行われる。男女比は3:7くらいであったろうか?圧倒的に女子が多い。安心して下さい。ちゃんと館内着を着ています。ただ、それが隙間もないほどにびっしりと尻を並べる形で高段、中段、下段と腰をかけ、手拍子とともに大きな声で掛け声に応える様は客観的に見ようが主観的に見ようが俯瞰して見ようが異様を通り越して異常な集団としか思えない。

 

オマケに熱風が熱い!熱いなんてもんじゃない。手を叩く指先が沸騰した熱湯に突っ込んだかの様にジリジリと焼ける、そんな感じだ。なんだ、お前も一緒になって手を叩いていたのか。はい、その通り。でへへ。

 

確かに生っちょろいサウナで10分15分粘るより、汗をかくのが目的ならばこの方がよほど効率が良いということが体感出来た。体重も3㎏くらい軽くなってそう(※イメージです)

 

車さえなかったらビールの一気飲みでもしたいところをグッと堪え、その後は土岐市でのもうひとつの目的でもあった「加登屋(かどや)食堂」へ。1人前600gの唐揚げが有名なのだが、とても食べきれそうにないのでもう一方の人気メニュー「味噌カツ丼」を注文。

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先代からの味を継承した「味噌カツ丼


先代よりの味を継承したとのキャッチーなフレーズ通りハマりそうに美味かった。因みにここ、PayPayが使えます。迷わず決済からの~当たり!

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いぇ~い!

 

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