『ネ申』と『ク〇』が混在する業界エレジー
SNSなどの情報によれば、日本全国で中学生による職場ジャックが横行しているらしい。すわ新種のテロか⁉︎と思いきや、単なる職業体験やがね。
中2になると誰もが2日間に渡りタダで労働を強要されるという、授業という名を借りた一種の奴隷制度だ。(受け皿になっている企業の皆様、稚拙な冗談につき何卒ご容赦下さい)
御多分に漏れず我が家の長女も職業体験を実施して来た。障がいがあるにも関わらず、平等に送り出してくれた学校もそうだが、何よりもそれを知りながらすんなりと受け入れてくれる企業があったことには素直に頭が下がる思いだ。
本人の意思もあり、客商売が良いということでコンビニで働くことになった。ただ、どうせバックヤードでの仕事しかさせてもらえないのだろうと思っていたところ、レジにてサッカーをさせてもらったのだと。そう、白と黒に彩られたボールを足で蹴って互いのゴールをねらう、ってバカ!、んなわきゃない。
どうしようもない困ったちゃんに敢えて説明すると、サッカー=袋詰めのことだ。重いものは下、軽いものや柔らかいものは上、熱いものと冷たいものは分ける等々、まぁ、普通の人間の感覚があれば出来ることだとは思うのだが、プロとアマの違いはそのスピード感だろう。
さすがにずーっとは続けさせてもらえなかった様だが、大きな声で「いらっしゃませ」「ありがとうございました」と言えたそうで少し安心した。長く慣れない立ち仕事でさぞかし疲れた事だろう。ただこの経験が少しでも彼女の将来にプラスになればと願う。
因みに、坊主が中2の時の職業体験は「サが〇」だった。その結果、
「絶対飲食だけは嫌。あんなク◯な仕事はねぇ」
などとぬかしやがった。が、他所の職場は弁当を持参するところが殆どだったのにも関わらず、カツ丼の大盛りとうどんの大盛りをちゃっかり平らげて帰ってきたのだと。もちろんタダで。
「ただ食いしてきて文句を言うな。もうお前と一緒にはどこにも食いに行かん」
と嗜めると
「飲食で働く人は『ネ申』だけど、業界そのものはク◯だ」
業界に身を置く自分に多少は気を使ったのだろうが、言い直したところで全く響いてこない。ただ、当たらずとも遠からずといったところはかなりの範囲で認める、というかその通りだと思った。
いびがわマラソンの日程も近くなって来たことから、ここのところ熱心にトレーニングに励んでいる。以前は全く興味がなかった『菊花展』だったが、暫しランニングの足を止め見惚れてしまった。それ相応な年齢となり、感性が1つステップアップしたということなんだろうな、多分@岐阜公園
2010年NHK新春大河ドラマ「麒麟が来る」の主人公が明智光秀ってことで、岐阜が舞台になることから県や市をあげてひっちゃかめっちゃかに盛り上がり中の岐阜公園。ただいま「大河ドラマ館」なるものを建築中。