ネガティブにハマってしまった＠パルケエスパーニャ・志摩スペイン村
ネガティブキャンペーンが功を奏し来場者数が増えたと噂のテーマパークへ行ってきた。そう、中部圏にお住まいの方ならば25年ほど前に一度は耳にしたことがあるであろう、おとなり三重県にある『パルケエスパーニャ』だ。横文字アレルギャーの為に日本語で補足すると『志摩スペイン村』となる。
「並ばないから乗り放題」「空いているから映え放題（人の映り込みがない）」などの学生向けのキャッチがTwitterで話題となった。25周年アニバーサリーイヤーも重なり、今夏はそれを見た学生でひと盛り上がりしたとか。もちろん家族連れも含めてだ。
以前から娘たちに連れて行ってくれと懇願されていたものだから、平日の休みに計画を立てた。が、その日は生憎の雨予報。晴れ女を自称する次女ではあるが、鬼に金棒と拵えたテルテル坊主も残念ながら役には立たなかった。雨男の父と姉をもった宿命と捉えなさい。。
然しものトレンディも雨の力には勝てず。パーク内はまさしくネガティブキャンペーンさながらに悲惨な状況だった。ここは廃墟か？
ただ、その中でも気勢と奇声を上げていたところが一箇所だけあった。「カルメンホール」で催されるフラメンコショーだ。パスポート代とは別に500円が必要となるが、オレンジジュースかアイスコーヒーが付いてくる。いわゆるワンコイン・ワンドリンクでショーが楽しめる。これが高いか安いかは観たものの判断に委ねる。
ただ、前もって予約をしておかなければならない。この悪天候でも予約が必要なのか？と侮ることなかれ、予約時刻になりホールを訪れると、きょう来園した人が全員ここに集まっているのではないか？と疑わんばかりの盛況ぶりだった。
当初は興味が無さげだった姉妹だが、観終わった後はその力強いダンスの迫力に興奮冷めやらぬ模様。すっかりと魅了された様子だった。
「並ばないから乗り放題」のアトラクションも、屋外はどれも稼働はしていなかったが、その代わりとばかりに屋内絶叫マシンに３度も付き合わされた所為か、帰りの道のりはハンドルを握る自らが車酔いをしてしまったという稀有な経験をさせてもらった。次回は30周年アニバーサリーに行ってみようかと思う。それまで頑張って存続していって欲しいと願う。
