ルーチンかルーティンかルーティーンか?ま、なんでもいいけどいつもの日々
市場に足を運んだとて、悲しいかな買うものがない。いや、違う。買いたくとも買えないのだよ。そりゃ、そうだ。買ってしまったところで食べさせてあげる相手がいない。この場合の相手とはお客様と呼ぶ。
ただいま主流としている弁当やオードブルに使えないことはないものの、売れ残ったりしてしまうと魚は肉や野菜と違って足がはやいので大きく損をしてしまう。よってロスが多いことから必然的に生ものを使った弁当などは高値で設定されることが多い。
需要がなければ当然のこと物が余るという結果を招き、昨今は考えられないほどに魚の価格が落ちている。誰も手を上げないから競りが全く終わらないといった話を耳にした。いや、ここまで来ると悲惨な話にも関わらず笑い話にさえ思えてくる。
この時季「桜鯛」などと呼ばれ旬を迎える「真鯛」などの高級魚も、その挙句、1,000円/㎏で店頭にならぶなど価格が崩壊してしまっている。いいですか?天然物の「真鯛」ですよ。これが何事もない普段のこの時季ならば普通にこの3倍価格で並んでいてもおかしくない。
良心的なスーパーならば、仕入れに即した価格で提供されていることだろう。これを機会に普段高くて食卓に並べられない様なお刺身コーナーにも注目してみたら如何だろうか?
逆に価格が決められている回転寿司等のお持ち帰り店だと利幅が大きくなったりするのだろうが、まぁ、それも売れるという前提でのお話。主力のイートインがアウトとなれば結局、ただでさえ多いロスが余計に増えるだけなので、正直、今の飲食で爆益を上げているところなど考えられない。
まぁ、そんな事を考えながら呼ばれてないのに呼ばれた気になり用事もないのに市場には顔を出してはいるのだが、ったく、こんな時に限って喉から手が出そうになる食材が並びやがってコンチキショウ。
たまには自分の為に買って帰ってもいいよね。外出の自粛は要請されようとも、消費の自粛までは要請されてはいない。今回のことで経済的損失を被らない方々は攻めてお金を使って経済を回して頂ければと切にお願い致しましてご挨拶に代えさせて頂きます。
何の挨拶やねん。