新タイトル「走って行くのはいいけれど、帰りの電車は乗客に迷惑をかけないよう、デオドラントスプレーを持参して行きなさい」長っ!!
大人気コーナー第三弾!「走って行って電車でCome Back!」う〜ん、タイトルイマイチ。
訂正「走って行くのはいいけれど、帰りの電車は乗客に迷惑をかけないよう、デオドラントスプレーを持参して行きなさい」よし、次回からはこれで行こう!
てなわけで、昨日の行き先は?岐阜県は郡上市にある「日本まん真ん中温泉 子宝の湯」だった。そして温泉施設に併設された「みなみ子宝温泉駅」から電車に乗って帰って来た。以上!
道程などウンチクも交えて話したところで誰一人興味を示しなどしないだろう。それに人の不幸話は聞いて楽しいものだけど、苦労話など年老いた上司の説教を聞いているようでまるでつまらん。だったら温泉入って長良川鉄道で帰って来ました、とシンプルにお伝えした方が「そりゃ、いいね」とか「その手があったか!」とか「いやん、素敵♡」など声を集めやすいかと思う。それ以上、深く切り込みたい方はDM下さい。
でも自分はどちらかといえばその嫌な上司なのでここから先は説教がましく展開したい。今回は岐阜市から関市、美濃市をまたいで郡上市にまで突入してみた。
岐阜県博物館はなぜか県庁所在地の岐阜市ではなく関市に存在する。
刃物の街らしく、直販の店舗がそこかしこに点在するが、けして安くはない。
美濃市に入った。美濃市といえば美濃和紙が有名だが、ことわざにある「うだつが上がらない」の「うだつ」が見られる古い町並みがあるとしても有名だ。町並みを紹介したかったところだが、遠回りになるから今回はやめた。「うだつ」がわからない?「ググれ」
たまたま途中で「うだつ」がある町家を発見。屋根の上に縦に乗っかってるのが「うだつ」だ。屋根に「うだつ」を上げることが出来るのが金持ちの象徴だったらしい。
郡上市に突入した。郡上市といえば「徹夜踊り」で有名な郡上八幡や、ところどころに長良川の天然あゆを提供する「やな」が多く存在する。
ただ残念ながらほとんどの「やな」は11月最初の日曜日をもって営業を終了してしまっている。今年も行きそびれた。
さて、目的はこちらの温泉。妊活中のご婦人に大人気な温泉だ。ただ、男性が入ったところで妊娠するわけではないのでご安心を。
で、やっと到着!ほぼ上り坂ばかりだったのでまったくスピードが上がらなかったが、脚を鍛えるのには中々よい旅程だったかと思う。
しかし、運動の後の温泉というものは筆舌に尽くしがたい快楽がある。できれば宵闇迫る時刻までゆっくりしていたかったが、取り敢えずこれ。
途中のファミマで買ったオールドファッションが、案の定リュックの中で揺られる内に悲惨なことに。ただ味に変わりはない。
うっまーい!!ただビールに…はあわない。ただ、ビールはうっまーい!!
話は戻る。風呂から上がり、脱衣所で持参して来た服に着替えようと背負って来たリュックから上着とトレッキングパンツを取り出したところではたと気がついた。
替えのパンツを持って来てねぇじゃん。
マジかーっ!やっちまったーっ!
当然、行きはランニングパンツの下に履いて来ている。だが、想像して欲しい。いや、したくなくても想像しなさい。それだけの距離を走れば当たり前のように汗と塩にまみれ「ぐっちゃぐちゃ」になっている。それを再び履く勇気がこのチキンな自分にあろうはずもない。
仕方なし。結局フル◯ンで帰ることを選んだ。下手な妄想に走らぬよう、ひたすらおっさんのの顔を注視していたので、相手こそ下手な妄想に走らされたかも知れない。結果、誰に目立つこともなく穏便に帰宅できた事を心から感謝したのだった。
温泉の休憩室にいるだけで電車がホームに入ってくるところが見られる。電車で来て温泉に入って帰られるご老人も沢山いた様だ。
電車の外も中も「さくらももこ」で彩られている。「さくらももこ」は郡上八幡が大のお気に入りだったらしく、勝手に郡上八幡のキャラクターを作ってしまったのだと。
ところで長良川鉄道ってPayPayで料金支払う事が出来るんだって。
当然、キャッシュレッシャーの自分はPayPayで、その後JR美濃太田駅から岐阜駅まではSuicaで支払ったと報告しておこう。