氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

記憶次第で「人生バラ色」

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カラオケのカラは「空」、オケは「オーケストラ」の略で、元は音楽を流すのにオーケストラを使わず、テープやレコードで代用することをいい、けして歌を唄う為の音源を指したものではなかった。

 

業界で使われるいわばスラングが辞書に載るまでとなってしまい、現在では世界中でKARAOKEとして人気を博している。

 

先日、ひょんなことから同級生とカラオケに行く羽目になってしまった。

 

このご時世である。誰が握ったかわからないマイクを触るだけでなく、口を近づけるなど以ての外と考えられる渦中、何故そうなってしまったのかと言えば、その前の店で飲んだ生中3杯泡盛のコーヒー割り3杯がそうさせたのだと、きっとそう思う。

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因みに沖縄料理の店


同級生には内緒だがその前から自宅で飲んでいた。

 

送り迎え付きだと安心♡

 

そもそもカラオケって苦手なんだよね。

 

「オフィシャル髭男dism」「嵐」が好きな娘達に連れて行け、とよくせがまれるのだが、「暗いよー、狭いよー、怖いよー」面堂終太郎よろしく閉所恐怖症を理由に約束を先延ばしにしてもらっている。

 

ただし、女性と二人きりのときには諸星あたるに豹変する。

 

ダーリン浮気は許さないだっちゃ!!

 

ただ、同級生同士だと実に気兼ねない。無理して新しめの歌を唄う必要がないからだ。

 

先週の金曜日、坊主の帰りが遅いと気にかけていたら、友人とカラオケに行ってきたという。何を唄うのかと尋ねたら、友達はやはり米津玄師檸檬であったり、先に登場したオフィシャル髭男dism「Pretender」(ともにメロディはわかるもののタイトルがわからないからググりました)だったりするのだが、宅の坊主はけものフレンズを始め可愛い系のアニソンだとか。うん、順調にオタクとして育っている。

 

自らの音楽嗜好も昭和の時代で止まってしまっており、とはいえ十八番を持つわけでもないので辛うじて知ってる、歌える曲をリモコンに入れるのだが、その曲を選ぶ作業に時間が掛かって仕方がない。そもそも歌手名がわかってても曲名がわからないことが多いのだ。

 

ドラムをやっていた人の本質なのか、現役ミュージシャンだった頃も「たいこ屋は曲名を覚えてくれないから困る」とよくコンマスコンサートマスター)に嫌味を言われた。そもそも譜面を渡されて初見で演奏することが多かったので、曲名を覚える必要がなかったこともある。

 

というわけで、カラオケの真っ最中もさんざっぱら飲みたくっていたので、何をどう歌ったかも殆ど記憶にないのだが、翌日の朝になって喉に痛みを感じたということは少なからず熱唱していた証拠なのだろう。

 

ということは恐らく楽しかったのだろう。

 

次回は(次回があれば)平成縛りでチャレンジしてみようと密かに心に誓った。

 

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