君のためなら死ねる part１
檀れい、君のためなら死ねる、と思いながら映画「感染列島」を観ていたら、肝心の彼女が最後に死んじゃったがね。思いは若干届かなかったか。しかし、防護シールド越しでもこれだけ綺麗なんだから、きっと覆面を被ったところでその美しさは表ににじみ出ることだろう。
映画は聞いたこともないエビ養殖が盛んに行われてはいるがWHOに加盟していない国でウィルスが発生し、それがその国と日本だけで感染が広がるといった設定になっている。
日本人の感染者数は3950万人、死亡者数1120万人がこのウィルスにより災禍を受けることになるのだが、今現在、全世界で感染者数が366万人、死亡者数25.7万人というから規模からすればとてもシンクロしない。
ただ、医療現場での困惑ぶりや混雑ぶりがどれほどのものかを知るには観ておいて損はないと思う。Amazonプライム会員なら無料で見られるし。
自粛もそうだが、今、自分達が考えねばならないことは如何に健康を保つかということに尽きる。ただでさえコロナ対策等々でバタついている医療現場の余計なお世話にならないことが必要だろう。
わざわざ愛知県からBBQの為に岐阜にまでやってきた10代後半の男性が、長良川で溺れて心配停止になったニュースに男性を叩くコメントが多く寄せられた。中には医療現場に迷惑をかけるな、といった内容のものもあったという。それに堀江貴文が「もう完全に犯罪者扱い。やばい世の中になったな。何が悪いのか一ミリもわからん」とツイートしたことがニュースになっていたが、正直、溺れた男性のことや堀江貴文のことよりも、岐阜ラブな自分にとってどうせ溺れるなら長良川で溺れるなよ、とそう言いたい。愛知県にも「庄内川」を始め一級河川がいっぱいあるじゃないか。
越県してまで遊びに来たことはまぁ、若気の至りと許す。むしろ他県ナンバーを見つけては脅しの様な行為に走る者どもの方がどうかしている。若気が至っていた頃の自分にしろ、その当時が今の様に締め付けられていたとしても無視してしまっていたのではないだろうか。当時の自分ってそんな奴だったの。そんなことを武勇伝が如く自慢したくなる年代じゃないですか。４月の29日から５月の６日までの８連休を、唯の一歩も外に出ることのなかった10代後半の我が家の息子の方がむしろ心配になる。
というわけで、悲しいかな檀れいを助けてあげることは叶わなかったが、せっかくだから近所にある焼肉屋のテイクアウト弁当を購入し経営を助けてあげた。焼肉屋だけに「焼肉弁当」と命名された弁当と、ついでに子ども達が好きな「唐揚げ」も追加した。
〆て2900円也。
あ、言い忘れたけど昨日はお休みだったの、僕。
