氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

名は体を表すでは困る あん子諸記・番外編3

実はここだけの話、昨日10月12日は宅の愛娘「あん子」の誕生日だった。

 

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年々大きくなるロウソクファイヤー


当年とって14歳。甘いものが大好きなのにその名に反して餡子だけは苦手。特に粒あん粒あんをこよなく愛すゴッドファーザーにとっては全くもって不本意ながら、元気に誕生日を迎えられたことはありがたく喜ばしいことだ。

 

因みに大好物はチョコレート。ただ最近は体型に丸みを帯びはじめ、このままでは「名は体を表す」あんこ型力士にでもならへんかしゃんと少々心配をしている。いわゆる「赤飯」が
伴う祝い事から加速度が増した様だ。専門家でもないのでテキトーな考察となるが、ホルモンの関係がああしてこうしてこうなったということも考えられる。

 

父親に似て「雨女」だ。過去には遠足、千人ラジオ体操、運動会、ドッヂボール大会等々、主要学校行事に雨を降らせ全校生徒に迷惑をかけた前科がある。今回はよりによって自らの誕生日に台風を呼び寄せてしまった。女・石原裕次郎かっ!日本全国の皆さん、本人に成り代わり保護者としてお詫び申し上げます。どーも、ずびません。

 

 

ご記憶にあるだろうか?その前日11日は長男、通称「坊主」の誕生日だった。

 

fish-on-ice.hatenablog.jp

 

1日しか変わらないのならば1日で済ませてしまえということで、例年12日にまとめて誕生日を祝うことにしている。祝うことにしているとは言っても単にケーキを前にしてロウソクを吹き消すだけの事務的な行事を執り行うだけだ。「私は祝ってもらったことがない」が口癖のもう片方の親はお祝いごとにあまり関心がない。だからというわけではないが、いや、そうではない「だから」だ。せめてもと自分が毎年ケーキとプレゼントを用意している。

 

ところで彼女が自ら蒔いた種とはいえ台風の影響がここまで及ぶとは思いもしなかった。
「もしもし、台風で店を早終いしたいので午前中に取りにきて頂けませんか?」
そう、ケーキを予約した洋菓子店から電話がかかってきた。


「いや、それは無理でしょ。だって仕事中ですもん」
「とは言われてもご予約の5時半にはもう店が閉まっちゃいますので」
「えーと、それってぇ、でもコチラの都合じゃないですよね?」

 

ご安心ください。まだキレてません。台風が接近しているということは当然わかっていたことだし、当の洋菓子店にしてもそのはずだ。そしてそれがその5時半という時刻に差し掛かるかも知れないというのは容易く想定できたかと思う。にも関わらず予約を受けて頂けたことにわずかばかりではあるが感謝の意を示していたのに…。

 

「あ、では少々お待ちください」とバックヤードに引き返し上司に判断を仰ぐ、と電話の向こうを想像しつつ待つこと約30秒。
「すみません、お待たせしました。ではご自宅まで届けさせて頂くというのは如何でしょう?」
おっと、神対応来たか?!


「えっ、いいんですか?それならばそうして頂けると嬉しいです」
ということであれば雨のなかわざわざ貰いに行く手間が省けて大助かりだ。考えるまでもなくすかさずお願いしたのだったのだった。

 

で、ケーキの後は予てより長女が欲しがっていた誕生日プレゼント、「UNO」でひたすら激闘しーの、ドべはケツバットされまくりーのでとことん盛り上がった。

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ドラえもんUNO 通常のUNOより300円高


自立支援施設で聞いていた通りに長女の強さは半端なかったし、自分の弱さもまた半端なかったことだけは記しておこう。あー、お尻痛っ。

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