岐阜県土岐市のご当地グルメ「てりカツ丼」発祥の店@ファミリーレストラン「ちゝや」
東濃での所要ついでに「土岐よりみち温泉」にでも寄り道しようかと思ったのだが、名物の「ロウリュウ」イベントが、例の新コロナイズドの所為でしばらくの間、中止させて頂きますということだった。熱風を巻き起こすことが主体のイベントでウィルスが媒介されるとは考えにくいのだが、万が一を意識してのことだろう。ただ、自粛自粛ムードに多くの人びとは既に辟易としていることだろう。
心なしか駐車場もガラリとしていた。仕方がないので同じ敷地にある「まちゆい」に寄ってみた。
インスタ映えしそうなタイル陳列販売や、さすが陶器の街!と唸らされる陶芸品の数々には心が癒された。
ただ、温泉に同じく客足は鈍い状況に見られた。
せっかく土岐市にまで足を運んだということもあり、予てより行ってみたいと思っていたお食事処に寄ってみることにした。「ファミリーレストランちゝや(ちちや)」だ。
その名を聞くだけで身震いしそうなネーミングではないか。
2019年に創業67年を迎えたということは、今年で68年にもなるという、これはもう老舗と呼んでさしつかえないだろう。
店内は昭和の香り色濃いレトロな家具で統一されている。
おすすめは「かつ丼(てり)」だ。
ご当地グルメとされているが、ここ「ちちや」が発祥の地(店?)とされている。ケチャップ味にデミグラスソースがメインの味付けとされているが、自分の分析ではここにウスターソース、並びに和風出汁の風味がプラスされ絶妙な旨みが醸し出された逸品と仕上がっている。
遠方よりは難しいかも知れないが、もし足を運ぶ機会があるのならば是非お試し頂きたい。
インフルエンザにしろコロナウィルスにしろ罹患する者は罹患する。幸いにして日本は皆保険制度が施されている。インフルエンザで12,000人の死者が出たアメリカと比べるべきではないかも知れないが、根本的にアメリカとは違う部分を擁しているのは確かだ。
気力で跳ね返すくらいの心構えを国は国民全員に「具体的に」伝播して頂けたらと願う。