氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

「目には目を、パンツにはパンツを」

Facebookからスタッフが誕生日を迎えたと余計な通知が届いた。上司に少しでも気を使うなら自分の誕生日が非表示になる様に設定しておきなさい。自分はそうしている。

しかしアレってなんだかな〜阿藤海だよね。表示設定にしてあった時は顔を見たこともない人物も含め何百とお祝いメッセージが届いたのが、非表示にした途端、1通も来ねぇでやんの。

ただ元来のマメな性格が災いして、その1通1通にお礼の返事を出していたのだが、それに追われ仕事が圧迫されていたことを思うと実にバカバカしいことをしていたな、と振り返る。まぁ、それも賛否両論あるとは思いますよ。

その点、彼は実直にも自分の誕生日を覚えていてくれて、毎年欠かさず誕生日プレゼントをくれる。ある時は腕立て伏せ用の「プッシュアップバー」であったり、あるときは「サウナスーツ」であったり、あるときは「プロテイン」であったり、俺は筋肉バカかっ⁉︎と勘違いしていると思われる極めつけはボディービルダーが履くポージングトランクスの様なV字型パンツ、通称「どうだパンツ」だ。身体の中心部を「どうだ!」と見せつけるが如く自慢するパンツ故、「どうだパンツ」と自分だけが呼んでいる。

プレゼントというものは贈る相手の趣味嗜好を考慮せねばならないから厄介だ。ならばいっその事、消耗品か表立って出ないものが良い。そこで考えたのは「目には目を、パンツにはパンツを」だ。そうだドン・キホーテ、行こう。

ラッピングの可否は分からなかったが、一応それがし易い様にと箱に入った4つを選び、ものは試しと「プレゼント用に出来ますか?」と尋ねたところ、さも当たり前の様に「ラッピングですね。お待ち下さい」と引き受けてくれた。それも無料で。量販店とはいえ侮れない。

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彼の奥さんは綺麗にラッピングされたパンツを見て何と思うだろう。もし、彼女に会う様なことがあったとしても、自分からのプレゼントだとは頑なに言わない事にしよう。だって、その方が面白そうだし。

因みに彼はプレゼントされたパンツが自分とお揃いだと言うことをまだ知らない。

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