氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

You're Rollin' Thunder HA~ 突然過ぎた~♫

朝、職場に着きPCを立ち上げる。そこまでは問題なかったのだが、メーラーを立ち上げるもメールが入って来ない。

 

ブラウザを立ち上げるも開かない。radikoのガジェットにLINEのアプリ、何から何まで人をコケにするか如く無視をしまくりやがる。

 

要するにネットが繋がらなくなっていた。

「おいおいおいおいっ!朝イチの忙しい時に勘弁してくれよ」

実際はそんなに忙しくない。ごめんなさい、むしろ暇です。とはいえ、このご時世ですよ、あーた。ネットが繋がらないとなんか不安じゃないですかぁ。まさかネット回線にもコロナが蔓延したか?なわけない。

 

モデムを確認する。

「おいおいおいおい、勘弁してくれよ。全灯してんじゃん」

普段、灯る事のないランプまで全てが点灯している。オレンジに赤、緑、見た目には壮観だが、それが尋常でないことは安易に想像出来た。

 

仕方ない。こうなると素人では太刀打ち出来ないだろう、ということで天下のNTTさんに救助を依頼することとなった。

 

「あ〜、これはもう故障してますね」

「でも、昨日までは何の問題もなかったんですよ」

「恐らく昨晩の雷が落ちたんだと思います」

「はっ⁉︎雷が?」

確かに前日の晩(金曜日)は酷く雷がなっていた。普段の夜ならば営業していたはずなので気が付かないわけはないのだろうが、自粛により晩の営業はしていない。

 

「えっ?直撃ですか?」

「いえ、そうでない場合もありますが、そういう場合もあります」

「そうでない場合もこんなことがあるんですか?」

「まぁ、機械製品、特に電化製品ですから往々にし」

「そんなことよくあるんですか?」

「はい、よくあります」

 

よくあるんですと。結局、モデムを新品に交換し事なきを得、ネットも正常につながる様にはなったのだが、そこにいないまでも非常に稀有な体験、というか事象を経験させてもらった。

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ただ、ブレーカーには異常がなかったことから、直撃ではなかったのかな?と素人判断で思うところはあったのだが、事務所のみならず店舗の電話も光対応であったが為、店舗の電話も使えなくなっていたのは紛れもない事実ではあった。

 

※補足 店舗と事務所は同一回線で電話番号を二つ所有している。

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