氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

「十勝あずきアイスバー」@シャトレーゼ 自分は食べてないからノンレビュー!

観光ホテルからデリバリーの注文があった。懐石料理なども提供しているホテルからだ。すっごく緊張するんですけど。ひとつ540円設定だけど原価率150%くらいにして持って行ってやろうかしゃん。

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朝、市場に出入りする魚屋に会う。以前はしょっちゅう顔を合わせていたのに、コロナ騒動からとんと顔を見なくなった。

「よぉ、久しぶり!」

挨拶もそこそこに、ホテルからデリバリーの注文を頂いた話をすると、

「そこ、うちが収めているホテルやん」

 

案の定の答えだった。主に観光ホテルに収めることを専属としている魚屋だ。ひょっとしたらと思って訊いてみた。岐阜市長良川畔の観光ホテルも軒並み休業を余儀なくされている。伝統の鵜飼は始まっているものの観覧船は未だ運行していない。当然、観光客の見込みもないということだ。

 

「けど、あそこもまだ休業してるはずやぞ」

「ふぅ~ん。じゃ、従業員が食べるのかな?」

 

いくら休みだからといってもぬけの殻というわけにはいかないだろう。スタッフの何人かは常駐していなければ予約の電話も受けられない。予約の電話があればの話だが。

 

配達ついでに伺ってみた。

「どこでデリバリーのことを知りました?」

実は距離的にデリバリーの圏外に位置する。当初、注文があった時には断ろうとも思ったのだが、デリバリーが密な時間帯ではなかったので1円でも売り上げの足しになればと受けてみた。が、やはり聞いておきたい。

 

「支配人がお宅のことをご存知だったみたいですよ」

名前は言わなかったものの役職を告げられた。それってオレのことじゃん。

「あ、そうなんですね。よろしくお伝え下さい。ありがとうございます」

 

さすが、オレ。顔広いね。とはいえ誰だったかな~、と帰り道に思い出そうとするも思い浮かばない。人の名前と顔を覚えるの下手なんだよね。客商売にあるまじき。

 

「デリの帰りに『シャトレーゼ』なんかに寄ってないからね。アイスクリームなんて買ってないから」

「えっ『シャトレーゼ』に寄ってなかったんですか?まさかアイスクリームを買ってないだなんて」

てなやり取りをしながらスタッフへのお土産に選択予知は一切無しの『北海道十勝産小豆使用 十勝あずき』を買って帰ったった。

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「ありがとうございます」

いいんだよ、恐縮しなくても。自分は自分で一人だけプレミアムなアイスクリームを堪能してきたから。

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しかし、昨日の岐阜市は最高気温33.5℃だって。暑くてやってらんねぇよ。

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