初体験・お灸にチャレンジ
ここのところ早朝は涼しい。よし、走るぞ!と思った途端に雨降るんだもんな~。これがレース本番ということならば雨だろうが、雪だろうが槍だろうが走らざるを得ないんだけどね。いや、さすがに槍はどうかと思いますよ。レース会場が阿鼻叫喚の血の海になる。ま、とにかくそんな理由でポッキリと心が折れた。
よし、そんな時はトレジムに行こう。筋トレをして基礎代謝量を上げるのだ。ということで、久しぶりにトレジムを訪問した。20代の頃は「目指せベンチプレス100kg」を掲げがむしゃらにトレーニングに励んだものだが、結局、自己ベスト90kgで限界を感じ断念。マラソンにしても何にしてもとにかく中途はんぴーなんだよね。
「息子さん、めっちゃ来てますね」
親子で利用していることはトレーナーも承知している。自分の顔を見るなりそう語りかけてきた。
「プロテインもガバガバ飲んでるよ。その所為か最近、腕とか肩とかめちゃくちゃ太くなって来たよね」
ドウェイン・ジョンソン化計画は着々と進んでいる。
話は変わるが、押入れの掃除をしていたら「お灸トライアルセット」が2つ出てきた。
確かなにかのレース(いびがわマラソン?)に出た時の景品だったかと思うのだが、手つかずのまま放っておくのもなんだしな~、ということでちょっと使ってみましょう。「スポーツの前にも後にも使えます」と書いてあったのがそのきっかけとなった。
トレーニングジムで疲弊した筋肉をお灸の力でリセットするのだ。出来るのか?取り敢えずやってみよう。ネットでツボを調べると、肘のツボに「手三里」というものがあるらしい。症状効果は「胃腸の働きを整えます。だるい、やる気が起きない、悩みやすいなど精神的な症状にもおすすめです」ですって。スポーツと関係ないじゃん。まあいい。目的はただやってみたかっただけなんだから。
始めのうちは、なんだこんなものかといった程度だったが、次第に熱さを増すとその内、耐え難い程に皮膚が加熱される。これって間接的でもこんなに熱いのに、昔はもぐさをダイレクトに乗せて火を付けてたわけでしょ?拷問だろ、それって。お灸を据えるとはよく言ったもんだ。この程度でも跡になって残っちゃってるよ。
果たして効果は如何なものだったか?結果、ただ熱い思いをしただけだったような気がする。胃腸の働きが整えられたかどうかを知るのは翌日に持ち越すしかないしね。
次回は違う場所でチャレンジしてみよう。