氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

『郡上焼きそば』のルーツを探る@「焼きそば かたぎり」

道の駅「古今伝授の里やまと」で有意義に待ち時間を堪能すると、12時に間に合うよう、「やまと総合センター」へと向かう。12自前には駐車場に到着し暫し待機する。一応、LINEを送っておこう。


「終わった?ブス」

さすがにまだ早いかなと思いつつもそう送ると、それから25分後に、

「終わったよ、今。てか、うるさい!今から出るからまっとって」

と返事があった。からかい甲斐のある奴だ。


結局、建物から出てきたのが12時40分。早く帰宅出来るならば長女を拾って食事に行こうかと思っていたのだが、さすがに今からだと2時を軽く過ぎてしまう。そちらはそちらで済ませるよう、連絡を入れておいた。では、此方は此方で楽しもうじゃありませんか。


郡上市には「郡上焼きそば」というローカルフーズがある。郡上市民のソウルフードとも呼ばれている。以前、「木蓮」という岐阜市内にある店で「郡上焼きそば」が食べられることを紹介したが、ここはその本家本元と呼ばれている。「焼きそば かたぎり」だ。

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一般的に「焼きそば」といえば鉄板の上で炒めるイメージだが、それはあくまでも「炒めそば」であって「焼きそば」ではない。この「かたぎり」の「焼きそば」は、鉄板を利用するところまでは一緒だが、炒めるのではなくちゃんと焼くのだ。そうすることにより、パリパリの食感が得られクリスピーな歯ごたえを味わうことが出来る。これがまた、なんとも言えず美味いのよ。

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価格も一番高くて500円ととってもリーズナブルだし。

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玉子入りを注文すると目玉焼き、若しくはまぜ玉子のどちらにするかを聞かれるよ。目玉焼きをお願いしたけれど、まわりのオーダーも全てが目玉焼きだった。


お好み焼きも食べたいと次女が言うので追加で注文。

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身体の大きさに比例するかのように最近、やたらと食べるようになった。身長もこの1年で10cm以上、高くなったもんな。そろそろ自分も射程圏内だ。


ノンアルも同じく安い。

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コーラを注文したらペットボトルごと出てきたよ。

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それが150円っていうからまるで自動販売機と勝負しているかのようだ。


さて、肝心の「郡上焼きそば」だが、さすがルーツと呼ばれるだけの貫禄がある。

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表面はパリッとしているのだが、中身はもっちりとして弾力さえもある。ソースはやや控えめだが、その分、麺の美味さが浮き立っている。と、フードライターみたいな文章は苦手なので上記は無視してただただ美味いとだけ言っておこう。食い物に必要なのはうんちくではなくインスピレーションだ。あれ?ちょっとだけいいこと言ったね、今。

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