氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

無理を通せば道理がひっこむ?

せっかくの北川景子似を酒癖の悪さで台無しにしてしまっている高山市在住の看護師から、器がお値打ちで入手出来るという情報を得たので不躾にもさっそく連絡を入れてみた。が、「取引先様と、陶磁器で生計を立てようとしている若者以外は受け付けていないんです」との冷たいお返事。


ただ、そこで引き下がる自分ではない。

「近いうちに出店を考えておりお値打ちに買えると聞き云々かんぬん」

と再度、メッセージを送ると

「それなら連絡頂けたらいつでも構いません」

買付に関してはオールOKだと。


つい、工場の見学をしたいと文言を付け加えたことにより、先方に勘違いをさせてしまったみたいだ。


翌土曜日の朝、各務原の眼科で白内障手術後の例によって定期検診があった。診療を終えたのが10時30分。いつもならばその足でちょっと登山に、といったところだが、ある意味、各務原も陶器工場がある土岐市と同じ方面。じゃ、この足で行ってやれ!

「本日、お伺いしてよろしいでしょうか?今、各務原にいますので1時間ほどで到着するかと思います」

とメッセージを送ると、返事を待たずに出発した。なんとかなるっしょ。


到着まであと8分というところで返事が来た。

「2時30分頃まで床屋さんなのです。それ以降ならかまいません」

そこで、

「そうなんですね。あと10分ほどで到着します」

とゴリ押ししてみたら、

「床屋さんは断りました」

ですって。ほら、なんとかなった。ただ、会ったことも話したことも舐めたこともかじったこともないお人に自分はなんて横着者なんだろう。ある意味、人たらしと言えるのかも知れない、テヘペロ


到着するとご主人は農作業に精を出していた。

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食材や料理を通し器に結びつけるネットワークの形成を目指しているのだとか。旬ごとにそういった会合をも開いているという。お年の割にはバイタリティがあるねぇ。年齢知らんけど。


さっそく器を見せてもらった。絵付けは全て手描きなんだと。そりゃ高いぞ、と値付けをみたら、やはりひとつ1,000円はするみたいだ。

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10個買ったら10,000円。100個買ったら100,000円。1000個買ったら…、てかそんなにいらん。ま、当然のこと正価で買ったわけではないけどね。いや、よいお買い物をさせてもらった。酔っ払いの北川景子に感謝。

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