Lover's Sanctuary(恋人の聖域)を一人旅@福井県三方五湖「レインボーライン山頂公園」
福井ついでにレインボーなLINEにも行ってみた。人呼んで「レインボーライン」という。まんまやんけ。いわゆる淡水湖と汽水湖と海水湖が入り混じった景勝「三方五湖」を眼下におさめることが出来る「三方五湖有料道路」のことだ。有料ってのがちょっとネックだったのだが、せっかくだから車でヒルクライムしてみた。
因みに料金は1,060円だ。なに、この60円って。60円を探すのにまごまごしちゃうじゃないの。料金所でわざわざ渋滞させるんじゃねぇよ。後にこの料金には駐車場代が含まれることを知ることになる。
てっきり山頂まで車で行けるもんだと思いこんでたがね。行き着いた先には観光バスが数台並ぶ駐車場になっていた。そこからはリフト、若しくはケーブルカーに乗り「山頂公園」へと向かうことになっているらしい。もちろん「行かない」という選択肢もあるのだが、ここまで来たらもう損切りなんて出来ないよ。通常1,000円のリフト券だがJAF会員は900円になるちゅーことでスマホのデジタル会員証を見せたのは言うまでもないことは言うまでもない。
遠足で来ているのだろうか。地元福井から「金津高校」生徒たちがに囲まれながら大人しくリフトの順番を待っていた。
「岐阜にも金津ってところがあるんだよ」
と事細かに教えてあげたかったが、青少年育成条例に引っかかりそうだったのでやめておいた。女子もいたし。地元ではそこそこの進学校らしい。
山頂公園は思いのほか広かった。
加えて自らをインスタ映えさせるアイテムが沢山盛りだくさんとくりゃ、いつものように悪乗りする以外ないよね。
おまけに高校生で溢れかえっている=カメラマンが沢山いるとなればお願いするのにも遠慮会釈なしで楽しめるってもんよ。
「梅丈岳(ばいじょうだけ)」がこの山の名前で、標高は400mあり「三方富士」などとも呼ばれているらしい。
名前の由来はわからないが、この辺りは梅の産地としても名高いらしく、それに由縁があると思われる。だったら「梅」でしょ。どうやら名物らしい大きな串団子を高校生たちが頬張っていたのを見て、彼らに真似してその「梅味」を買ってみた。
「名物に旨いものなし」とはよく言ったもんだ。
「おっ!足湯があるじゃん」
時間が押していたのでそろそろ下山をと考えていたところに、こんなんがあるんだもんな〜。ただ、さすがにタオルなんて持ってきているわけがない。と見たら、100円で売られていた。だったら入るよね。足湯に浸かりながら見る風景がこれまた最高だった。
これで、もう十分に元は取れたことだろう。
ということで怖々リフトで下山した。
猿いるし。