氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

飛騨高山ラーメン紀行@「つづみそば」の『中華そば』

高山にいると自然の摂理として中華そばが食べたくなる。そう、普段ラーメンといえば回転寿司屋で、若しくは「スガキヤ」でしかラーメンを食べない自分だが、高山となると話は別になるんだ。老舗の「まさご」にしようか、名古屋にも支店を出している「豆天狗」にしようかと考えつつも、一応「高山 中華そば」でググってみる。


驚くほど全ての店が高評価だ。一軒くらいはめちゃくちゃに叩かれている店があっても良さそうなのに、これはもう、ほぼ奇跡だよね。高山という観光地にほだされてんじゃねぇよ。ま、そうは言っても自分もまた「高山ラーメン」には一目置いている。


高山ラーメン」と呼ばれてはいるが、各店が提供しているメニュー名は「中華そば」だ。若しくは大雑把に「そば」とも呼ばれる。本来の蕎麦はこの地に於いて「日本そば」と呼ばれることが多い。と、Wikipedia先生の言にあるが、言われてみれば亡くなった父親もただ、「そば」と呼んでいた覚えがある。


まだ昼前だというのに新進気鋭の「麺屋しらかわ」には行列が出来ていた。いや、大したもんだよね。まだ創業して10年ばかりの店なのに、もはや「高山ラーメン」の顔として君臨している。当然、並んでまで入りたいとは思わないのでスルー。此度は先の「まさご」や「豆天狗」にも引けを取らない老舗店、「つづみそば」にて落着した。

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昭和31年創業だって。店構えにスタッフも代が変わり、どことなくおしゃれな雰囲気をも醸し出している。

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ただ、問題はファッション性よりもやはり味だ。


「チャシュ麺」も気になったが、ここはオーソドックスに並の「中華そば」にしておいた。

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「チャーシュー」とスペース的に書き込めなかっただけだろうか?やはり省くべき文字は「ー」がベストと判断したのだろう。「チーシー麺」とか「ャーュー麺」では意味がわかんないもんね。字数を稼ぐためだけの無駄な話はさておいて、着丼した「中華そば」は如何にも「中華そば」な見た目だった。


縮れ麺は「高山ラーメン」のアイデンティティだ。

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また、スープがさっぱりとした味わいであることも特徴のひとつだ。故に最後の一滴まで飲み干すことが出来る。ただ、血圧に悩む方にはおすすめしない。


うん、懐かしい味がする。ま、正直「高山ラーメン」に関しては何処で食べようが自分にとっては懐かしい味としか表現出来ないんだけどね。ましてや、自分が生まれる以前から営業していた店という事ならば、普通にそう感じて然るべきだろう。


さて、小腹は満たした。いよいよ本丸を攻め落としにまいろうではないか。

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