氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

左目をスパッ!@続・白内障手術

先週に引き続き、此度は左目をスパッと切開してきた。またしても禁酒生活突入だ。加えて顔や髪も洗えない。3日後の髪の臭いをぷんぷんと嗅がせてあげたひ。体育の後の小学生男児の頭の臭いを彷彿とさせノスタルジックな思いに浸れるよ。


今回は前回と顔ぶれが総入れ替えだった。自分を除く男性6名、女性1名の大所帯が狭い待合室でひしめき合い、圧倒的に若い自分は形見の狭い思いを強いられることとなった。

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年配者同士ってのは決まって仲が良いもんなんだ。恐らくゲートボールなどの寄り合いで鍛えられたコミュニケーションの術なのだろう。


「わし、こないだ先に左目をやったんやけど、前は近視やったのが今1.5もあるでね」

「1.5もあったら遠視にならんか?」

「わからんけど、前から老眼やでどっちみち近くは見えん」

「そりゃそうやわな」


経験者として術式を猿にもわかるよう、説明してくれた。

「こう、2mmくらい角膜を切ってな、そこから超音波でレンズを砕くんや。それをチューチュー吸うらしいな」

へぇ~、そうなんや。


「ほんでな、今はレンズも注射針でチューって入れるらしいぞ」

なるほど。チューチューと吸ってチューっと入れるのか。


予めその話を聞かされていたので、手術中は今、自分が何をされているのかが何となく理解出来た気がする。うん、今は音からしてチューチュー吸ってるぞ。まぁ、チューチューというよりもシュゴゴゴゴゴッ、って感じだったけど。


「ではこれからレンズを入れますね。少し圧迫されますよ」

と主治医の説明が入る。いよいよチューっと来るのか?うん、確かに目ん玉が圧迫されて多少の痛みが走る。が、チューっとされた感は一切なかった。あのじじい。謀りやがって。


それはまぁ良しとして、取り敢えずは成功したみたいだ。ただ眼帯が取れていないからまだ安心は出来ない。例によって例のごとく、片目作業ではそろそろ限界。ではまた明日。

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