氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

子どもが羨ましい。とはいえ10万円貰っても戻りたいとは思わないけど。

雪が降ると大喜びしていた子どもの頃。楽しかったね。懐かしい思い出だ。何故あれほどに嬉しかったのだろう。自宅前の私道を雪かきしながらその事を検証してみた。

 

その前に何故、雪かきをしていたかを説明したい。我が家は3軒並んだどん詰まりに位置しており、必然的に雪が降ると吹き溜まりとなり、隣の2軒に比べ自宅前の降雪量がまるで違ってくる。極端な話、1軒毎に10cmずつ嵩上げされるイメージだ。今回の雪での自宅前における最大積雪量は33cm~34cmと推定される。

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これだけ積もると大型RV車でもなければ車の出し入れにもさすがに支障をきたすというものだ。といった理由から雪かきをさせられる目に合うわけだ。

 

つまり、車を持つ、雪かきしなければならない、車を持つ、雪道の運転怖い、車を持つ、雪道は渋滞する、時間がかかる、早起きしなければならない、雪なんか嫌いだ、雪のバカヤロ様、雪死ね、という結果が導き出される。以上の事からわかることといえば、子どもは車を所有しない、雪かき必要ない、家計の責任を問われない、雪が大好き、もっとじゃんじゃん降れ、雪だるまつくろう、ドアを開けて一緒に遊ぼう~♪となるわけだ。

 

ま、目下プータローの自分にしてみれば30cmが40だろうが50だろうがなんてこと無いんだけどね。ヒマだしカマクラでも作っちゃおっかな。

 

しかし、けっこう降ったもんだね。ヒマだったから車をモヒカンにしたり立山黒部アルペンルート「雪の大谷」を作って遊んでみた。

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話は変わり土曜日のこと。例の頚椎症性神経根症の経過観察のためにいつもの整形外科に予約を入れてあった。この日も前日からの雪が道路に積もり運転は慎重を要することになるだろうと、9時の予約に余裕を持って8時半に自宅を出ることにした。普通ならば8分もかからない道のりだけにちょっと大袈裟かなとは思ったものの、なんと15分もかかってしまった。まぁ、それはいい。

 

診察券を出し名前を呼ばれるまで椅子に腰掛けて…と思ったら、腰を掛ける前に、名前を呼ばれ

「診察室にお入りください」

とコールがあった。おいおい、ちょっと早すぎない?予約は9時からだよ。看護師曰く、

「お待たせしました」

だって。いや、全然、待ってないから。

 

診察を終え、引き続き投薬をして様子を見ましょうと診察室を出る。出るか出ないかのタイミングで此度は受付から名前を呼ばれ

「お会計が出来ています」

だって。またしても「お待たせしました」なんて言うもんだから

「いや、マジ、全然待ってないから。お待たせしませんでした、でもいいんじゃない?」

なんて軽口を交わしちゃったよ。まだ8時47分だし。

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その後、隣の薬局へ行き処方箋を渡す。ソファーに腰をおろしお尻からスマホを取り出し、さてSNSでも覗いてみるかな、なんて思っていたら、またしても

「お待たせしました」

と来たもんだ。いや、ホント全然、待ってないし。整形外科って待たされてなんぼがつきまとうイメージなのである意味、拍子抜けしちゃうよね。

「9時からの予約だったのに9時前に全部、終わっちゃったよ」

とPayPayでの支払い時刻を薬剤師に見せて一人でケラケラと笑いながら薬局を出た。

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日本全国津々浦々、全ての医療機関は見習うといいよ。

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