氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

味わう暇も無かったペヤング「イカスミマヨ」@大谷山・滝谷山・雁又山登頂

ごめんね。俗世間に嫌気がさしてまた山ごもりに行ってきたんだ。誰に向かってあやまってんだよ。それはね、長女にだよ。今日は放課後の自立支援施設通いが休みだったので直接、帰宅する予定だったんだよね。で、迎えに行くつもりだったのが、山から帰ってきたらもう帰宅してんじゃん。オマケに健気にも洗濯物を取り入れている最中だった。現在プータローの身分だもん。洗濯物を取り入れて畳むくらいの事をしないと肩身が狭いんだよ。

 

昨日の山行は、岐阜県揖斐郡大野町に嶄然と輝くハイキングコース、標高356mの「大谷山」だ。名前は一緒だが大谷翔平とは何ら関わり合いはないよ。入り口には山の動物達が下りてこられない様にフェンスが設けられている。

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マムシに注意だとか、イノシシにハチにサルにも注意と仰々しく書かれているね。とはいえ、そんなの出くわしたら出くわした時じゃない?でも、なるべくならば出くわしたくないけど。

 

サル、鹿とはその経験があるが、幸運なことに向こうの方から逃げていってくれた。

 

随分と整備された登山道で標識なども細かく配置されていた。ただ、整備が行き届きすぎなきらいがある。だって、階段が多すぎるんだもん。階段嫌い。階段の馬鹿。階段死ね。

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とはいえ初心者にはきっと優しいことだろう。

 

山上にはその昔、城が建っていた様だ。とはいえ説明書きによれば石垣に天守という近世の城郭ではなく、地形を利用したいわば砦の如き物だったらしい。

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取り敢えず「大谷山」の頂上に着いた。誰も人がいなかったので、そこらの石ころを利用した急拵えのスタンドでバックポーズを決め込む。

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う~ん。足らん。足らんぞ。と、ここでどMの血が騒ぐ。ほんじゃま、お次の山へも行ってみよう!ってことで、お隣にある標高398mの「滝谷山(たきたにやま)」を目指す。ただ、多少のアップダウンはあるものの、ほぼ尾根伝いに登れる山なので標高ほどの登山には及ばない。此方も難なく制覇。

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ん~、まだ足らん。時刻はジャスト12時だ。ランチを取れるスペースも十分にあるにはあるが、更に先に進もうと決意。恐らく30分もあれば頂きを望めるだろうとお次は更に奥にある標高430mの「雁又山(がんまたやま)」を目指す。ただこの山だけは私有地らしく、様々な注意書きとともに警告にも似た張り紙が多数あった。

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たしかに人様の土地を勝手に伐採したりしちゃだめだよね。そんな輩が切り開いた山道にも関わらず、地主のご行為をありがたく頂戴することと致しましょう。

 

さすがに個人の山だけあって山道は今までの様に整備は行き届いておらず、多くはラフな印象だった。

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但し山頂の風景は最高!

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くっそ田舎の大野町だけど俯瞰してみると岐阜市だってそんなに変わりないじゃんね。何よりも上から見下ろす気分が最高にいい。そう、これなんだよな~、登山の醍醐味は。あと登山途中で見ることが出来た通称「揖斐のピラミッド」も拝む事ができて気分はこの頃から高揚しっぱなし。

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さて今回、私が選んだのは山へ向かう途中のコンビニでゲットしたペヤングの「イカスミマヨ」です。

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封を切るまでもなく想像に易い味わいだろうなと思っていたら、お湯を沸かそうとする段階で雪がチラホラ…。やばい、急げ!とマッハでストーブを用意しお湯を沸かすも中々お湯がわかねぇ。その間にも雪が勢いを増し普通に吹雪いてきた。帰り道が塞がれては遭難の危険もある。まだ沸騰していなかったがお湯を注ぎ、3分も待てずに湯切りしてこれまたマッハで掻き込む。

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もう、味わってなんていられねぇ!

 

というわけで軌跡だけは残そうと写真には収めたものの、どんな味だったかなんて説明の仕様もありませんでした。せっかくのペヤングの新製品だったのに。

おまけ

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