氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

2021年度のクリスマスを総括する

年末も押し迫った今日この頃、今更ながらクリスマスの話をしようじゃないか。

 

忘れた頃に記憶を呼び覚ます戦略だよ。使いみちも効果も効能も緩和も慰めにも一切ならない戦略だけど。

 

そう、あれは忘れもしない25日の晩のことだった。例年、12月の最終日曜日は市場が開場となる。よって、翌日26日も市場開場日、と思いきや!仲買の3代目ジェイソウルブラザーズに

「え?明日は休みですよ」

と教えられ驚愕の真実を知る。それまでは仕事する気、バンバンだったのが音を立てて急速に萎えた。ねぇ、どんな音を立てたの?ググれ。

 

ってことはなんだ、今日は夜ふかしが出来るってことじゃんか。然らば腹も減ったことだし、いつもの西友に寄って帰ろう、でもどうせ惣菜の類いなど何も残ってはいないだろうから、ちくわとベビーチーズでも買い求め自家製チーちくを肴に飲み明かそうではないかと考えた次第です。

 

ところがだ、実際に足を運んでみて驚いた。惣菜関係だけでなく、ご飯もののコーナーも沢山の商品が売れ残っているではあーりませんか。ひゃっほぉ~い、とばかりにお久しぶり。かつて世間を賑わした値引きゾンビに自ら身を変え徘徊することとした。

 

なるほど、この様な状況になった原因が一目瞭然と判明した。だって、フライドチキンがいっぱい残ってるんだもん。それにクリスマスシールが貼られてたらもう、確実じゃんね。要するにクリスマス商戦に漏れてしまった商品群だったというわけだ。ご飯物の棚には握り寿司も沢山、売れ残っていた。恐らくこちらもクリスマスに便乗して沢山、用意したは良いものの、あてが外れたといったところか。

 

不憫だ。実に不憫でならない。普段からお世話になっている立場としては一肌脱いでやらねばならぬという、一銭の得にもならぬ使命感がふつふつと湧いてくるのを禁じ得なかった。

 

「フライドチキンだったら容器を変えてシールを貼り直せば明日も売れるだろうから、救済せねばならないのはむしろ生物だな」

「せいぶつ」ではなく「なまもの」なので念の為。

 

ということで「季節のにぎり寿司(愛媛県産ブリ入)」を購入。上代798円のところ、490円というラッキーナンバーで入手することに成功した。ねぇ、なんで490円がラッキーナンバーなの?それはね、某イケてるダンディの誕生日が4月9日だからだよ。

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なぜ、ことさら愛媛産ブリを表題にするほどに押すのか理由はわからんが、愛媛県の養殖技術が優れていることを知らしめたいという理由なんかしゃん?まぁいい。

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そんなことよりほら、見てごらん。価格高騰で一貫1,000円にまで値上がりしてしまったウニも付いてるよ。

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角が取れてスライム状になってしまっているのがちょっと気になるけど。

 

まぁ、何にしても売り場に活気があるってのは良いことだよね。毎日クリスマスだったらいいのに。

 

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