氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

♪ニューヨク・ニューヨク♪

♪こなぁ~ゆき~ねぇ、ふふふふんふんふんふん、た~ららららららぁ~♪


レミオロメンな早朝の仕入れを済ませるとその後は配達に奔走する。いや、マジで積もらなくて良かったよ。雪道はスリップ事故の経験があるだけにマジでビビリな自分がいる。走り屋転じてビビリ屋だ。そんなこんなで今週の「必殺仕入れ人」は土曜日をもって幕を閉じた。


そして自分が行き着いた先はといえばそう、スーパー銭湯だ。実はひょんなことから自宅から最寄りのスーパー銭湯が土日は早朝営業をしているということを知った。その「ひょんなこと」がどんなことだったかは忘れちゃったけど。

 

なんと朝の6時からやってるんだって。頭の中で福留功男が叫ぶ。

 

「ニューヨクへ行きたいかー?!」

「オーッ!」

 

ってことで早速行ってみたが驚いた。朝っぱらだっちゅーのに駐車場には早くもけっこうな数の車がとまっており、中に小原庄助が如何に沢山いるかが窺い知れる。ま、自分のそのうちの1人だけどね。

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先ずはサウナだ。サウナ効果で筋弛緩をもたらすことにより、頚椎症性神経根症による左肩から左上腕部にかけての激痛が多少は緩和される、気がする。いや、緩和を期待し軽く2セットもこなせば体中の汗腺や毛穴から肉汁が噴出し体重がざっと半分くらいになる。な、わけない。

 

不覚にもサウナ室の中で寝落ちしてしまい気がつきゃ1セット目が20分も経過していた。ふぅ、あぶねぇ、あぶねぇ。危うく即身仏になるところだったぜ。

 

時間にゆとりがあるならば2時間でも3時間でも4時間でも5時間でも費やしたいところだが、そんなわけにもいかず、お湯に浸かりあんなところやこんなところまでビロ~ンビロ~ンと伸びるところまで伸ばすと潔く湯船から出る。

 

身体を拭き股間をタオルでパンパンしていたら、

「あれ?久しぶり!」

と声を掛けられた。自分にしても見覚えがある顔だ。

「わぁ、凄い久しぶりですね。30年ぶりくらいじゃないですか?」

自分がまだ柳ヶ瀬に勤めていたころ、足繁く通ったトレーニングジムで毎回、ご一緒だった方だ。互いに切磋琢磨しながら身体を苛めぬいていた頃の話しだ。

 

「よく、わかりましたね」

「正直、顔ではわからなかったけど、身体でわかったよ」

「なんか、その言い方ってひわい♡」

 

どうだ、心で否定しても身体は欲しがっているだろ!って言われているみたい。え?ちょっと違う?

 

まぁ、そんなのこんなで楽しい朝のニューヨクでした。で風呂上がりには身体のほてりを抑える為に朝アイスなんぞを。

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昨日も言ったが今日も言おう。

「オレ、もうデブでいいや」

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