氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

みなさまのお陰をもちまして三級合格とあいなりました。

というわけで段級審査は合格しました。沢山の応援、まことにありがとうございます!なんて応援の「お」の字も聞いてねぇよ。ま、所詮、他人事ですし、既に終わってしまったことを応援しても意味ありゃぁせんですから。

 

「やったー!3級やったー!」

と転がるように車に飛び込んでくるとやにわに自慢をし始めた。なにやら初の段級審査では最高級なのだとか。で、一緒に受けた友だちは4級に甘んじてしまったと言っていた。ただ、友だちとはいえ男子なので、まるで気に病むことは無い様だ。同性ならば素直に喜べなかったところだろう。

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「なんか、相手の子がめっちゃいい子でさ、私の番号が掲示されたら一緒になって喜んでくれて」

聞きしに勝るいい子じゃん。

「で、相手の子はどうだったんだ?」

「ん?知らん」

「おまえさぁ~」

そこは相手の子の分も一緒に喜ぶとか慰めるとかアクションすべきだろ。まぁ、終わったことを四の五の言っても仕方がないけど。

 

「じゃ、お昼はお祝いだな。何が食べたい?」

「いくら!」

いやに具体的だな。

 

ということで、手っ取り早く「いくら」が食べられるいつもの「はま寿司」へと向かう。いつも自分が頼んだものだけ全く来ずに散々待たされたことを忘れたかの様に「はま寿司」へ行ってしまうのは、つまり席案内されるまでが待たされない、その一言に尽きる。自分は待たされても娘たちが待たされなければそれでいい。自己犠牲の精神だ。

 

ところがどっこいぎっちょんちょん。既に午後1時45分だっちゅーのに待合スペースが人で溢れていた。

「なんじゃこりゃ~!」

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結局、15分程待たされて席に案内される。注文用のタブレットが着脱式にリニューアルされていた。まさかそれのみが人が溢れる原因か?確かにいちいち手を伸ばす必要が無い分、利便性は格段にアップした。

 

「あれ?前はいくらが二貫付けだったのに、一貫付けしかない。どうしよう」

と自分の顔色を伺う。だからぁ、気を使ってくれるのはわかるんだけど、いちいち訊かなくていいんだよ。訊かれると自分がすごくビンボーに思えてならないから。当然、嫌とは言えない。

「いいよ」

と許諾した途端、遠慮もなく最大限の4皿も注文しやがった。ちょっとは気を使え。

 

自分は相変わらずのラーメンだ。正直、ラーメンは回転寿司でしかほぼ食べたことがない。あ、カップ麺は別ね。そこで「濃厚北海道ラーメン」を注文。

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で、これまた相変わらずラーメンだけは待たされることになる。加えて光り物を3皿注文して打ち止め。

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お会計3,333円とキリが良いところでお祝いは終了した。厳密にいえばお祝いにかこつけただけで、いつもの休日に於ける昼食シーンとなんら変わりはない。

 

「スイーツはコンビニでいいよ」

「お気遣いありがとう」

今日はスイーツは要らないとかスイーツは無しよ、といった設定はないのだろうか?まぁいい。自分もけして嫌いではない。然しながらマイチョイスは失敗だった。ファミマの「たっぷりフルーツのしろくま」くん、あまりに硬すぎて木匙が全く刺さらない。

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となれば放置プレイに興ずるを得ず、結局自宅へお持ち帰りとなった。

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