氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

此れは異な!パリパリ食感のソウルフード「郡上やきそば」を食す。

「自然への愛」「持続性」は言わずと知れた木蓮花言葉だが、白い木蓮だけは花言葉が「高潔な心」となる。ほら、まるで自分のことを指した様な言葉じゃないの。白木蓮、あなたって白木蓮は。

 

因みに蓮の様な花を咲かせることから木蓮命名されたとか。正直、道端で木蓮の花を見つけたところでそれが木蓮の花だと認識出来る自信は一切、ございまへん。ただ表に木蓮と書いてあれば「おぉ~、木蓮だ」と気がつくことが出来る。前置きが長くなったが、そんなわけで昨日は看板を見れば一目瞭然な「木蓮」に行ってきた。

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この店の名物は、なんと言っても「郡上やきそば」だ。なんだ、「郡上やきそば」って。正直、自分にとっても初耳だ。郡上八幡は何度でも行ったことはあるが、「郡上やきそば」なるものを耳にしたことはタダの一度もない。

 

店の中に掲げてあるポスターには「パリパリ感がたまらない」とある。

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パリパリ?揚げてあるのか?百聞は一食に然ずでしょ。ということで、長女は肉入り(500円)、次女は肉たま入り(550円)、

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自分はといえば壁に貼ってあるメニューから郡上やきそば豚玉カレー(600円)を注文してみた。

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店の広さに比して席数は少なく10席程度しかない。その席数をを女性が1人で切り盛りしていた。

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正直、鉄板焼というものは思いの外、料理の提供に時間がかかりその分、ガス代もかかるという非効率な調理方法だ。よって席の回転も悪く待たされることが予想されたが、偶然にも空いた席に滑り込むことが出来た。というわけで時間に追われる立場にある者にはけしておすすめできない。

 

さて、満を持して郡上やきそばがオンテーブルされた。

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待たされることがわかっていたので我慢が出来るが、知らぬ者にとり怒りに変わる時間は優に費やされている。さて、さっそく箸を入れてみる。

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な、なんだこれは?キャッチフレーズにあるパリパリ感が麺の一本一本に浸透している。

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けして揚げているわけではない。なるほど、これは一本一本が焼いてあるんだな。いわゆる世にいう「焼きそば」は焼きそばとは名ばかりの実は炒めてある「炒めそば」だが、本来はこれこそが「焼きそば」と呼べる代物ということだ。

 

正直、すっぽりと口に入らぬ分、食べにくく硬く顎が疲れるが、濃いめの味付けが硬い麺に妙に相性がよく、次女からは絶賛の声が上がっていた。カレー風味もスパイシーで美味しいよ。

 

郡上八幡のお方なのですか?」

「いえ、主人が郡上八幡の出身なんです」

だそうだ。

 

さて、いざ支払いとPayPayアプリを提示したら、

「ごめんなさい。今ちょっとPayPayは止めさせてもらっています」

だって。

 

ええい、なんてっこったい!岐阜市はただいま20%還元を目論んで周到にもわざわざ調べてから来たのに。恐る恐る財布の中身を見ると、ギリギリ持ち合わせがあり急場は凌ぐことが出来たが、あわよくばコンビニATMに走らざるを得ない状況だった。皆様も重々にお気をつけ下さい。

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