スプーンは別売りです、な「シャトレーゼ」
シャインマスカットの果実食感が味わいたく「シャトレーゼ」に寄り『果実食感バー』のシャインマスカット味を購入した。
まんまやんけ。まぁ、聞いて下さい。此れには深いわけがあるんですよ。
台湾料理で人並み外れた量のランチを平らげた後は当然、真っ直ぐに帰宅すると思いきや、
「今日はお腹がいっぱいだから『シャトレーゼ』でいいわ」
なんてことを抜かしやがる。「でいいわ」とはなんだ、「でいいわ」とは。此方としては「シャトレーゼ」に寄って下さいとも、「お願いしますから何か食べて下さい」とも口にした記憶は全くないし満腹の腹を抱えてならば尚更それはない。
いいよね、君たち。口にするだけで願望が叶うなんて。仕方がない、というか嫌われたくないという受け身な気持ちが勝り「シャトレーゼ」に寄ることとなった。そこで自分がチョイスしたのがこのシャインマスカットの『果実食感バー』だ。
次女のおすすめもあって購入したのだが、なるほど、肝心の果実食感は全く感じられなかったが、爽やかなシャインマスカット味はなかなか美味なテイストだったかも。
娘たちはフローズンゼリーなんたらかんたらを購入。「シャトレーゼ」では残念ながらPayPayが使えないので久しぶりに取りい出したるはスマホに内蔵された「Suica」だ。スイカでシャインマスカットを買うとはこれ如何に。物々交換か？
「あれ、スプーンは？」
店を出たら車の中で食べようかと思っていたので娘たちのカップ入りフローズンゼリーなんちゃらにはスプーンが必要だ。
「すみません。スプーンを下さい」
とお願いしたら、
「ひとつ２円になりますがよろしいですか？」
背に腹は代えられないと致し方なくまたしてもスマホを取り出し「Suica」で支払いを済ませる。
たかが２円。しれた金額ではあるものの、無料で貰うことに慣れすぎた昨今では違和感を禁じえないだろうね。店でもお客に言われるがままオシボリを提供しているが、２本目からは有料にしたろかしゃん。世の中には元手が掛からないものなど一つも無い。
帰宅するとそれからは自由な時間を謳歌する。久しぶりに温泉＆岩盤浴をと「ぬくい温泉」に向かう。
普段、生魚を素手で触っているとシャワーだけではその臭いが中々取れないんだよね。やはり入浴が必要なんだな。ただ、帰宅する時刻が遅いは数時間後には仕入れに向かわねばならぬはと、自分にはのんびりと風呂に入っている時間が無いんだよ。で、必然的にシャワーだけで済まさざるを得ないわけ。
岩盤浴にサウナ、温泉と毛穴という毛穴を開き、汗腺という汗腺から体中の水分を目一杯、放出したあとは、温泉の隣にあるイオンビッグで買ったノンアルコールレモンサワーを黄昏時の西の空に向かい傾ける。
うん、美味い。美味いけど、これはレモンサワーの名を語ったただのレモンスカッシュやんけ！まぁ、想像は出来てたけどね。
