氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

「トレランの 疲れを癒やす 阿闍梨餅」

仕事が休みと嫁が言うので走りに出た。ここで勘違いしないで頂きたい。けして嫁が在宅しているから姿を消す、すなわちエスケープするというわけではない。いつもならば長女の登校に付き従っている自分だが、嫁が休みの時はその任を解かれる。つまり走るにしてもわずかばかりではあるが早めにスタートが切れるというわけだ。まぁ、大義名分はそんなところだ。

 

時間に余裕があるとなれば欲をかいて裏山に行こうではないか。久しぶりのトレランだ。いつぞやの裏山で出会ったおじさんが、たった一人でせっせと植樹に励んでいた紅葉もまだまだ小さいながら生意気にも葉を朱色に染めていた。

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おじさん、見てる?ほら、おじさんが植えた紅葉がこうしてしっかりと育ってるよ。天国のおじさんもニッコリとこの光景を眺めていることだろう。つーか、いつ死んだ?あれ以降、会ってないから所在すらわからない。

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高速道路の建築現場も上から見下ろすと違った趣が得られる。



夏場には青々とした広葉樹で視界が閉ざされていた岐阜刑務所も、秋になり木々が葉を落とすと細部に渡り全容を現した。

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もう少し詳しく知りたい衝動にも駆られる。が、入るのは簡単そうだが出るのが難しそうなのでやめておくことにした。

 

一頻り汗を流すとシャワーを浴び、午前のおやつタイムとまいりましょうか。ペヤング収集以外にも乗り鉄という、もはや性癖ともいえる趣向の持ち主であるペヤング大好きペヤング教授が、名古屋、京都を2往復する乗り鉄の旅の帰りに店に寄ってくださった。それのみならず、お土産として京都「満月」の銘菓『阿闍梨餅』を携えてだ。

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自分が初めて『阿闍梨餅』の存在を知ったのは、かつて一緒に働いていた女性スタッフからやはり京都のお土産として頂いた時だ。予め「まんじゅうは好きか?」と打診をされて「好き♡」と答えたが為、買ってきてくれたものだった。その折にもふれたが彼女はがんサバイバーでわざわざ京都の大学にまで通い診察、ならび検査を受けている。つまりそのついでに、ということだ。

fish-on-ice.hatenablog.jp

 

そういえば最近、というかあの時以来、音沙汰がない。病状が病状だけに表面上だけでも心配はしている。ポン、ポンポン、ポン。うん、妊婦に間違われたといわれた腹から繰り出される腹鼓が聞こえてきた。まだまだ大丈夫な様だ。

 

それでは美味しく頂きましょう。あ、そうそう。妻子持ちのスタッフに4つばかりあげちゃいました。

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教授、勝手なことをしてすみません。残りの6つは自分がひとりで責任をもって平らげますのでご安心下さい。あー、おいし♡

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