氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

圧倒的なコストパフォーマンス@岐阜県安八郡神戸町「日本料理かわい」

さしずめバカボンのパパに言わせれば「腰痛が痛いのだ」になるだろう。起き抜けに身体を伸ばすと腰の辺りがギクッと音を立てた(あくまでもイメージです)。その後、市場へ向かうもハイエースから下りる度にギクッ。椅子から立ち上がる時にもギクッと痛みが走り、腰を伸ばし立位を取るにも痛みの所為で時間がかかる。

 

邪推される前に予め言っておくが、けして使い過ぎが原因ではない。そもそも相手もいない、って何を言わせるんじゃ。ま、とにかくこんなもんは走って身体でも温めたら直ぐに治るだろうと、いつもの様に長女を学校に送ったついでに走ってみた。

 

無理。両の足が着地をする度にその振動で腰がビキビキと言う(あくまでもイメージです)。ここのところの気候変動が身体に影響を及ぼしたか、はたまた仕事にかまけて運動不足を余儀なくされたが原因か、何にしても由々しき事態だ。とはいえ立って歩く分には問題ないので今のところ仕事に影響はなさそうだ。腰が使えぬとなれば男の矜持に傷がつく。いざという時の為にも今のうちにケアに励んでおかねば。何事も準備が肝心だ。

 

人づてに、「神戸にある『かわい』は鰻が安いよ」と聞いたのが約1年前。一度は行こうと思いつつ物が鰻だけに機を逃して来たのだが、この度やっと訪ねることが出来たのでご報告させて頂きたいと思う。因みに神戸は「こうべ」じゃなくて「ごうど」なので念の為。岐阜県安八郡神戸町にある。阪神淡路大震災に便乗して「がんばろう、ごうど」などと言っていた不届き者が多数存在する町だ。

 

ジャンルは「鰻屋」ではなく「日本料理店」らしい。

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店に入るとお年を召して背中が曲がってはいるが愛想の良い女性と、口調や声のトーンがスナックのママさんぽく落ち着いた感じの女性、二人が出迎えてくれた。どうやらこの2名で切り盛りしているご様子だ。

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部屋の真ん中に置かれたワゴンの上には「銀杏の炊き込みご飯」



メニューを見る。

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「うな丼」が1,700円、それも1,850円とあったのが何故か二重線で消してあり1,700円と訂正されていた。確かに安い。

 

オーダーをすると先ずは人数分のお通しが提供される。もちろん料金内だ。

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茶碗蒸し、ほうれん草のおひたし、銀杏の炊き込みご飯、枝豆、塩ゆで落花生、栗と粒あん、みかん、柿と大根のナマス(時計回り)




これだけでも随分とボリューミーじゃないの。この上、メインディッシュが出てくるというわけだ。先ずは長女が注文した「生姜焼き定食(800円)」が運ばれてきた。

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何という肉々しさだ。野菜を使って嵩上げすることが一切ない、肉の肉による肉のための「生姜焼き定食」だ。

 

続いて次女と自分が注文した「唐揚げ定食(600円)」が運ばれてきた。

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なんだ、この唐揚げの大きさは。直径5cmはゆうに超える大きさの唐揚げがゴロッと6~7個も皿に乗っている。食べ切れるのか?

 

案の定、登頂に失敗した自分と長女はお持ち帰りのパックを要求し持ち帰る羽目になった。

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育ち盛り食べ盛りを自認する次女は見事、登頂に成功。そりゃ、大きくもなるゎ。幸いにして今のところ縦にだけ大きくなっている。

 

お会計は合計で2,015円(内パック代15円)と笑えてしまうくらいに超リーズナブルだ。こうなると900円の「海老フライ定食」を頼むとどんなものが出てくるのだろうか。またここに来る楽しみが増えた。それではまたお会い致しましょう。

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