氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

キッコーマン豆乳飲料「すいか」のその後

すっかり忘れていたが思い出したかの様にそろそろお披露目しよう。正直、暇に飽かしてiPhoneのカメラロールを眺めていなかったら忘却の彼方へ置き去りになるところだった。

 

先日、というかけっこう前になる。宅の坊主に頼まれた調整豆乳を買い求めにゲンキーに行った時の話だよ。賢明な読者諸君であったらきっと覚えておられることだろう。その時に見つけた豆乳三兄弟の話だ。

 

「焼きいも」「ブラックチョコ」「すいか」の3つだ。

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他にも多々あったが、自分のお眼鏡にかなったのがこの3つということだ。※実際には30種類ばかりあるらしい。「モンブラン」と「チーズケーキ」と「きなこ餅」が気になる。

 

この3つの中で、「ブラックチョコ」と「すいか」には容器の左上部に「シャリシャリアイスにも」と書いてあった。

 

ん?凍らせてから食べろってこと?なかなかおもろいやんけ。未だかつて牛乳だろうが豆乳だろうが乳というものを凍らせて食したことがない。ましてや生身の乳など尚更ない(既製品のアイスクリーム等は別です)。それに何方かといえば自分は尻フェチだ。あ、脱線すますた。

 

それじゃあ、凍らせてみようじゃないの、と「すいか」を冷凍庫に入れておいた。翌日となり、こりゃ楽しみだと冷凍庫を覗いてみると、入れたはずの「すいか」がない。

 

「あれ、ここに入れておいた豆乳は?」

同居中の嫁に訊ねると、

「十分に冷えてたから冷蔵庫に移し替えておいた」

とのたまった。

 

「ちゃうって。凍らせておいたの。凍らせて食べるの」

「ふーん」

 

「ふーん」かよ。想像もしないことが冷凍庫で起こっているのならば、先ずはその状況を把握するために犯人と思しき人間に当たってから行動に移せよ。仕方がないのでまた冷凍庫に入れ直し翌日に期待した。

 

さて、二日がかりで凍らせた「すいか」はなんぼのもんじゃい。

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パッケージにハサミを入れ、洋服を引っ剥がす様にに力ずくでムキムキすると、あれ?なんか想像と違うぞ。

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「すいか」というからには真っ赤なカラーリングを想像したのに、出てきたのは豆乳候な白だった。まぁいい。問題は味だ、味。大胆に最上段からかぶりつく。

 

か、硬い。歯が歯茎にめり込みそうに硬い。仕方がないから前歯でカリカリ削りながら舐める様に食べてはみたが、余りも少量過ぎてダイナミックな味には到底行き着かない。そうこうする内に周りからどんどんと溶けてゆく。既に手はベタベタ状態だ。それでも何度かチャレンジするうちに、なんとかかじりつくに至る。

 

何度か咀嚼して味わいを確認しようと試みるも、まるで豆乳の風味が感じられない。すいかの風味にしても独特の甘みが少ない様に感じられる。これは「すいか」というより「きゅうり」だ。随分と期待していただけにそのショックは大きかった。先程のパッケージに書かれた文字を読み返してみる。

 

「シャリシャリアイスにも」。確かにそうはなるが、そこに「美味しい」とか「食べやすい」の文言は一文字も入っていないよね。まぁ、何にせよチャレンジしてみないと判らないこととして皆さんの参考にして頂ければ幸いに存じます。つーか、誰かやれよ。

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