氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

「肉のはせ川」はトレジムか?!

最寄りの「幸楽苑」が知らぬ間に潰れていた。業績不振に陥るほど客が入っていなかった様にも見えなかったが、低価格路線を打ち出している店ほど人手不足による人件費の高騰に頭を抱えていると聞く。「ねぇ、時給を200円上げるから今度の日曜日朝から入って」が300円になり400円になるといくら原材料費を削ったところで割に合わなくなるからだ。勝手に人手不足が原因と決めつけて想像してみたが、実のところはよくわからん。290円の「中華そば」をメニューから外したことが気に入らずそれ以来、一度も足を運んでいない自分の様なセコイ客が大量発生したとも考えられる。

 

でその跡地に「肉のはせ川」なる店が出店していた。

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もはやラーメン口になってしまっていたのだが、もう考えるのも面倒なので取り敢えず入ってみることにした。言い忘れたが日曜日の昼のことだ。当然、娘たちも一緒にいる。内装は「幸楽苑」の時とほとんど変わっていない。

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いわゆる「居抜き店舗」にスライドインした形だ。

 

「肉の」と謳うだけあってメニューの大半は肉の料理だ。

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メニュー内容はほんの一部です。


ハンバーグや牛肉のステーキ、チキンソテーなどがある。が、豚肉は見当たらない。ハラールか?推しがわからないのでハンバーグとステーキが両方食べられる「ハンバーグ&ひとくちステーキ」1090円(税別)をお願いしてみた。

 

ご飯とスープは200円(税別)で別料金となっている。その代わりおかわり自由だ。

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待つこと10分。女性スタッフがカタツムリが如くスピードで熱く焼けた鉄板を運んで来てくれた。ジュージューと音を立て派手に演出するのがこの店のやり方なのだろう。事実、その方が美味しそうに感じられる。

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ソースは3種類。お好みのものをどうぞ、と女性スタッフに言われたので、遠慮なく3種類全てをダーダーに掛けてやった。ここは豪快な演出に合わせ豪快に行くべきだろう。大丈夫。ベースとなる肉にさえ間違いがなければ味付けは素材を生かすか殺すかだけだ。3種類をちょろちょろと掛けつつチビチビと食すよりは、自分の舌と味覚を頼りに脳みそで分類すれば済む。今凄くいいこと言ったよね?

 

ハンバーグはその場でコネコネしたものではなく、自社製のレトルトだろう。ただ、悪くはない。全てのソースにもよく合いキムタク似の自分いわく「普通に美味し」かった。そしてステーキはといえば、「ここはあごを鍛えるトレーニングジムか?」と言わしめるほどに弾力に優れ、いつまでもいつまでもその味を堪能出来るものとなっている。プチ顎関節症の自分にとって、こめかみ辺りで軽くコキコキと鳴るラップ音が合いの手となるものの全く食が進まない。物理的に時間が掛かることにより進まないのだ。

 

おかわり自由をいいことに、お姉ちゃんと来たら皿に山盛りのご飯をもらってくるんだもん。妹に「食べられるわけないやん!」と叱られながらも半分は頑張って食べたので、残りの半分は自分が片付けさせて頂きました。ワサビふりかけがあって良かった。

 

あ、そうそう。ラッキーなことにPayPay20%還元対象店だったので802円も帰ってきちゃった。とはいえ元の支払いがそこそこ高いもんね。

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