氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

「栗きんとんソフトクリーム」@秋の「妻籠宿」

「とろろざる蕎麦」を頂いた「金剛屋お食事処」の隣に「大妻籠(おおつまご)」と書かれた大きな看板があった。後にそれが「妻籠」とは別の宿場町であったことを知る。つまり「金剛屋お食事処」は「妻籠」ではなく「大妻籠」に所在する蕎麦屋だった。

 

しかしややこしい。加勢大周と新加勢大周くらいややこしい。実はこの場合の「大」は「高い」の意味であり、「大妻籠」は「妻籠」より標高が高い場所に位置することから夏涼しく「夏の妻籠」、却って「妻籠」は「秋の妻籠」と呼ばれている。うんちくをひけらかす場面に遭遇した時は自分の許可を得る様に。

 

てか徹底的に調べた結果のことなので、それまでは当然、自分もまぁ~ったく知る由もないことは知る由もない。話の流れで「妻籠宿」にも寄ってみた。

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祝日だというのに「金剛屋お食事処」がいまひとつ静かだった理由を目の当たりにした。

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自身、3度めとなる「妻籠宿」だが、これほどまでにも人が少ないところを見たことがない。それも以前、訪宿したのは平日だ。平日でさえ人が溢れていたにも関わらずなんとも寂しい限りだ。長野には緊急事態宣言もまん延防止等充填措置も出てないのにねぇ。それが証拠に「金剛屋お食事処」では昼間っからビールがオーダーされていた。旅先でのビールはさぞかし美味しかろう。くそ。

 

ま、これも「妻籠」だけに限らず全国各地で見られる光景と承知してはいる(先日、訪れた郡上八幡の混雑ぶりは異例中の異例かと)。その分、ゆっくりと散策することが出来た。

 

しかしながら暑い。日差しがあまりにも厳しすぎる。やっと夏が去り、頭髪の育成、頭皮の保護開墾に適した季節が到来と思いきや、またまた夏に逆戻りしたかの様な陽気だ。

 

話は変わるが先日、薬用育毛剤「ニューモ」のCMで、壮年男性が「ニューモは肥料、頭皮を手でもんで耕す」と言ったセリフが耳から離れず妙に納得してしまった。プロテインを飲んでも運動しなければただ太るだけ、音楽学校に入校しても練習をしなければ上手くなれるわけがない。それに相通ずるものを「ニューモ」に教わった。利用者の心に深く届けばいいなぁ~。

 

で、めっちゃ暑かったのでどうしても冷たいものを口に入れたくなるじゃないの。以前の事は覚えがないが、昨今、どこの観光地に行っても絶対にその地の特徴を生かしたスイーツが用意されているよね。岐阜県在住だと勘違いしそうだけど、何も「栗きんとん」は岐阜県だけのものではない。ここ長野の和菓子屋でも普通に提供されている。

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そのスイーツの中に「栗きんとんソフトクリーム」なるものを発見した。ってゆーか、そこら中にその名が掲示されてはいたけれど。

 

食べてみたくなるよね?ね?で、案の定、食べてみた。

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あっさりしている。ソフトクリームの甘さというよりは栗の甘さに近い味わいだ。「栗きんとんソフトクリーム」を提供している店は他にもあれど、各々がオリジナリティを発揮し提供しているのだとか。自分が選んだのは和菓子屋が提供する自家製の「栗きんとんソフトクリーム」だが、和菓子屋のこだわりがふんだんに乗った「栗きんとんソフトクリーム」を確信して味わうことが出来た。評価はかなりテキトーなのであまり当てにはしない様に。

 

気になる人は全店、制覇しなさい。

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